会場では、6台のPSVR試遊台とともに、シナスタジア（共感覚）スーツが用意され、入場者にウェルカムドリンクが振る舞われ、パーティの冒頭では、Enhance Games代表の水口氏より挨拶とプレゼンテーション、そして今回の製作に関わった人々の紹介などが行われた。
そして最後に水口氏から今後の展望が語られた。「エンハンスは拡張するという言葉。今年はVR元年と言われて、これは始まったきっかけでしかなく、3年、5年、10年といろんなものが生まれてくるし、世の中は変わっていくと思う。その流れの中で常に我々は新しいコンテンツ、新しい体験を出すことに注力していきたい。今、特にVRに集中したいと思っているので、新しいコンテンツをプロジェクトとして初めている。」と明かした。
来年以降どのような心を揺さぶる体験・体感ができるのか、非常に楽しみだ。
<追記>
パーティの出席者は、性別、国籍を問わず多くの関係者が訪れた。パーティの途中では、エグゼクティブプロデューサーである孫 泰蔵氏、藪 考樹氏(モブキャスト)。アライアンスを組んでいるパートナー企業「monstars」。水口氏が代表も務める「Resonair」。シナスタジアスーツを制作したRhizomatiksと慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科のメンバー。
そしてEnhance Gamesの水口氏を含んだメンバー3人が紹介された(同社の社員は3人のみだ!!)。
■Rez Infinite
『Rez Infinite』は、PlayStation2、ドリームキャストで発売されたミッドナイト・ハイ・シューティングと呼ばれる『Rez』をPS4（PSVR対応）化、”シナスタジア(共感覚)シューティング”と呼ばれるゲームに生まれ変わっている。同タイトルの発売日は10月13日、PlayStationVRと同時にリリースされている。
同タイトルは、2016年、「The Game Awards - ベストVR受賞」と「PlayStation Awards VR特別賞」。ゲームというジャンルを超え、シナスタジアスーツはSundance映画祭 New Frontier部門での出展も決まっている。
なお、PSVR専用と勘違いされがちだが、PS4だけでもプレイが可能だ。PS4Proでのプレイは更なる解像度の向上なども見込めるため、VRがなくともまずはその世界を楽しんでみてはいかがか。
