【ゲーム株概況(12/29)】オルトプラスが連日の年初来高値と強さ際立つ　enishにも出遅れ修正の動き

12月29日の東京株式市場は大幅続落。下げ幅は一時300円を超える場面もあった。前日の米国株式市場の下落や、円高進行を嫌気した売りに押される展開となった。また正月休みへの意識からリスク回避の手仕舞い売りの動きも見られた。

こうしたなか、ゲーム関連株は総じてさえないが、オルトプラス<3672>が年初来高値を更新するなど強い動きが目立った。全体的な値動きが冴えないなか、個人投資家を中心に短期の値幅取り資金が入った模様だ。KADOKAWAや中国のKingNet社、フォワードワークスとの取り組みなど中期的な好材料が下支えとなっているようだ。長期間にわたって底練りを続けてきたこともあり、玉整理が進んでおり、株価が上がりやすくなっているとも。

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enish<3667>が続伸。こちらも6％を超える上昇となった。12月27日にマイネットの子会社に『ドラゴンタクティクス』を売却すると発表しており、引き続き手掛かり材料になった模様だ。また市場では出遅れ銘柄を狙う動きが出ており、物色対象になったのでは、との指摘もあった。



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