AIアルゴリズム開発ベンチャーのグラフ、日本テクノロジーベンチャーパートナーズから1億円を調達

AIアルゴリズム開発ベンチャーのグラフは、12月28日、日本テクノロジーベンチャーパートナーズ(NTVP)を割当先とする第三者割当増資を行い、シードラウンドで1億円の資金調達を実施したことを明らかにした。

今回の資金調達に伴い、データ分析官の採用による人員拡大と、データベースマネジメントノウハウの自社優位性およびAIアルゴリズム開発の概念検証について、エンタープライズ向けサービス標準化を目指す、としている。

なお、グラフは、データサイエンティスト・オブ・ザ・イヤーの原田博植氏が代表を務めるAI開発ベンチャー。各産業界のトップ企業でのデータベースマネジメントに実績があるという。情報システム環境構築からオンラインサービスへのレコメンド実装や、リアル接点での従業員パフォーマンス改善など、民間でのデータ利活用で実際的なノウハウを蓄積してきた。

第4次産業革命とも言われるビッグデータ流通社会で、グラフは現状のクライアントと大局観のある取り組みを練磨し、人工知能や越境データの法整備や個人情報保護の健全化を牽引できるデータプラットフォーマーとして、今後AI活用サービス企業のメインプレイヤーを目指す、としている。