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【年始企画】2016年の国内アプリストア売上ランキングを探る…バンナムタイトルの好調目立つ 新作はロケットスタート後に姿を消すタイトルも

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2016年の国内のアプリストア売上ランキングは、ミクシィ<2121>の『モンスターストライク』(以下『モンスト』)、ガンホー<3765>の『パズル&ドラゴンズ』(以下『パズドラ』)という2強が引き続き強さを見せたものの、ともに成熟期に移行し、かつての怪物級の存在感はなくなりつつある1年となった。

市場のけん引役だった両タイトルとともに市場全体も成熟期となりつつあるが、そうした中で市場に新たな潮流を生み出したのが、Nianticの『ポケモンGO』だ。位置情報やARといった新たな要素もさることながら、市場に一石を投じる形になったのがその課金形態だろう。いわゆるガチャモデルを採用しない本作のスタイルは、ライトなユーザーを幅広く取り込む1つのブームをもたらした。

これが、国内のアプリ市場における課金形態の在り方に今後どうした影響を与えていくのかは注目されるところだろう。12月にリリースされた任天堂<7974>の『スーパーマリオラン』のような売り切り型に近いモデルも含め、当面は様々な課金形態が混在していくことが予想される。


■2016年のトップ30に最もランクインしたのはバンダイナムコ


さて、そんな2016年のアプリストアの状況を数字面から見てみたい。今回のデータは特にリリース後の状況や各施策の影響がダイレクトに反映されやすい傾向があるApp Storeのデータを中心に採用している。

まずは1月~12月まで各月の初営業日(1日などが土日の場合は週明け初日)のトップ30にランクインしたパブリッシャーのデータとなる。これは単純に1タイトルが年間を通してランクインすると12という数字になるわけだが、『モンスト』と『パズドラ』の2強を擁するミクシィとガンホーはまさにその12となり、それぞれのタイトルによる1本足打法のような状況になっていることが数字面にも表れている。

ちなみに同じ形で12となっているのは、『Fate/Grand Order』のTYPE-MOON/FGO PROJECT、『ファイナルファンタジー レコードキーパー』のDeNA<2432>、『戦国炎舞 -KIZNA-』のサムザップ、『剣と魔法のログレス いにしえの女神』のマーベラス<7844>、『サマナーズウォー: Sky Arena』のCom2uSとなる。これらは前年から強さを一定以上キープし続けたロングセラーを抱えていると言えるが、それに次ぐタイトルが待望されているとも言えるだろう。
 

トップとなる41という数字になったのが、バンダイナムコエンターテインメントだ。IPタイトルを軸に多彩なタイトルがトップ30にランクインしており、特に『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』は、上位2強と競い合うような強さを見せている。

続いて、30でコロプラ<3668>とスクウェア・エニックスが続き、26のLINE<3938>、23のコナミデジタルエンタテインメント(KONAMI)といったあたりが上位陣となる。各社の状況を見ると、スクウェア・エニックスとLINEは強さを継続しているものの、2016年に新たなヒットタイトルを生み出すことはできておらず、やや右肩下がりとなっている。

また、コロプラは、『ドラゴンプロジェクト』と『白猫テニス』という新たなヒットタイトルを生み出したが、昨年は『モンスト』や『パズドラ』と競い合うような強さを見せていた『白猫プロジェクト』がやや減速傾向を強めており、1つの端境期にある状況と言えそうだ。

12月に新作『遊戯王 デュエルリンクス』がランクインしたKONAMIは、今年2017年に飛躍が期待される状況だ。『実況パワフルプロ野球』などこれまでの主力タイトルに加え、『遊戯王 デュエルリンクス』そして12月にリリースされた『実況パワフルサッカー』が今後は大きく貢献してくることが予想される。
 

グループとしてこれらと同規模の存在感を示しているのが、サイバーエージェント<4751>グループで、Cygameとサムザップ、ジークレスト、アプリボットの合計で38という数字になる。2016年は『Shadowverse』という新たなヒットタイトルも生み出しており、引き続き活躍が期待される。



■好スタート後に順位を大きく落とすタイトルが増加 『タガタメ』はリリース半年超で最高順位に


続いて2016年にリリースされた主なヒットタイトルを見てみよう。これは表はApp Storeでトップ30入りを果たした2016年の主なリリースタイトルとなる。ちなみに最高順位はデイリーベースの定点観測によるもので、瞬間的にはさらに順位が上に行ったケースもあると思われるがご了承いただきたい。
 

リリース直後に最高順位を付けているタイトルが目立つが、これはタイトルの大型化、開発の長期化などが影響していると思われる。大型化や開発長期化で各社のタイトルリリース数が減少し、ユーザー側の目に触れやすい環境となっていることで、まずはリリース直後に手に取ってもらえるケースが増えているようだ。ただし、そこでうまくユーザーを引きつけ切れずにその後は順位を大きく落としていくタイトルも増えてきている。

逆に時間をかけてじっくりと育成されてきているタイトルが、リリースから半年以上経って、最高順位を付けたgumi<3903>の『誰ガ為のアルケミスト』(『タガタメ』)だろう。また、Netmarble Gamesの『セブンナイツ』は2月にリリースされたタイトルだが、前述の各月の初営業日のトップ30データにおいて、3月~12月まで10ヶ月連続でトップ30入りするなど、ほぼ年間を通じて好調を維持している。

なお、『スーパーマリオラン』は売り切り型に近いモデルであるため、スタート時でどのくらいの売り上げとなるか注目されたが、やや予想よりも伸び悩んだ印象だ。



■任天堂、ソニーが相次ぎスマホゲーム参入 課金形態の有り方にも注目


2017年の国内アプリ市場は、任天堂に続き、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)の子会社フォワードワークスがいよいよスマートフォンゲーム市場に参入するなど、市場に大きなうねりが起きることが予想される。市場全体が成熟傾向を見せる中で、かつてのコンシューマ人気タイトルのIPを生かしたタイトルなどが新たなユーザーを呼び込む刺激となるのか、大いに注目される。

また、2016年は『ポケモンGO』が課金形態に一石を投じる形となったが、こうしたグローバルなスタイルの課金形態がさらに広がりを見せるのかどうか、もしくは新たなスタイルの課金形態が生まれてくるのかも注目されるところだろう。

 
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