DMM創業者の亀山敬司氏が一般社団法人DMMアカデミーを設立、第1期生募集を開始…ビジネスにおける若手人材育成



DMM.comの創業者の亀山敬司会長が12月5日、 一般社団法人DMMアカデミーを設立し、 申込受付を本日(1月6日)より開始した。

DMMアカデミーでは、ビジネスにおける若手人材育成を目的とするもので、DMMアカデミーで2年間の契約社員として、社内実務研修、プログラミング研修、マネジメント研修を実施する。これにより、机上だけではなく、多くの職種・業種に関わりながら、自分で考え行動することで多くの知恵を学び、自分の適性を知ることができるという。また授業料はいっさいなく、月額30万円の給料をもらいながら学ぶことができるとのこと。卒業後は、DMMへ入社する、他社へ行く、自分で起業するなど自由だそうだ。


DMMアカデミーの講師にはDMM.com 亀山敬司氏、 片桐孝憲氏をはじめ、 特別客員講師に各界の著名人を予定。 現段階では、石川康晴氏、岩井俊二氏、紀里谷和明氏、小林りん氏、鈴木寛氏、高濱正伸氏、蜷川実花氏、福原正大氏、森川亮氏、山田進太郎氏、湯浅誠氏、羅怡文氏が決定しているという。

 
■代表理事・亀山敬司氏からのメッセージ

DMMアカデミーは『自ら気付き、 考え、 行動を起こすことができる人間を育成すること』を目指す私塾です。

近未来には多くの仕事がロボットに置き換わります。 これから著しく変化する社会で生き抜くには、 決められたカリキュラムだけでは対応できません。 そして、 本当の勉強とは社会人として自立してから始まるのです。

経済的な理由で進学を断念せざるをえなかった人、 秀でたところがあっても勉強に馴染めなかった人など、 様々な理由で大学に行かなかった人たちの中にも、 才能に溢れる若者は多くいます。 そんな人達を発掘し、 自立・成長させるのが本校の目的です。

これは、 決して同情でも社会貢献でもありません。 あくまで未来のための投資です。 私は多くの事業に投資してきましたが、 それは結局「人への投資」でした。 本校から巣立った卒業生が当社であれ他社であれ、 社会で活躍してくれることは、 長く価値のあるものになるでしょう。

学生だからと特別にお客扱いはしません。 給料を貰う社会人として「自立と自由と責任」を引き受けながら、 学ぶ覚悟がある人にだけ来てほしいと思っています。

本校では多くの業種で働く体験と、 優秀なビジネスマン、 プログラマー、 クリエイターと出会える機会を与えます。 しかし、 そこで何を学びとるかは本人次第です。 何もないキャンパスで自分自身に「問い」を出し続けることは、 大学で学ぶ以上に難しく、 価値あることだと思うからです。

初めての試みなので試行錯誤ですが、 学生と共に私も学んでいければと思っています。

そしていずれは、 大学卒業生に勝るとも劣らない本校卒業生を多く輩出し、 社会から必要とされる。 そんな学校になれたらと思います。


 

公式サイト

合同会社DMM.com
https://dmm-corp.com/

会社情報

会社名
合同会社DMM.com
設立
1999年11月
代表者
最高経営責任者 亀山 敬司
決算期
2月
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