【テスティー調査】『スーパーマリオラン』、10~20代のDL経験者の5割以上が高評価 2割が課金でステージ開放



テスティーは、スマートフォンアンケートアプリ「TesTee」において、ユーザーのうち10~20代の若年層を対象に、2016年12月15日にリリースされた『スーパーマリオラン』に関するアンケートを実施し、その結果を公開した。


<以下、プレスリリースより>

<TOPICS>

■10代・20代ともに『スーパーマリオラン』のダウンロード(DL)経験者は3割超え
■10~20代は約2割が課金によるステージ開放を行っていた
■若年層のスマホアプリ課金へのハードル低下? 約6割の課金経験者が1,000円以上の課金を許容
■「スーパーマリオラン」DL経験者の5割以上が高評価
■アプリリリースから1ヵ月。 現在もプレイするユーザーは約4割
■Androidユーザーの約3割が『スーパーマリオラン』のDL意向あり

<調査結果概要>
■10代・20代ともに『スーパーマリオラン』のダウンロード(DL)経験者は3割超え 
『スーパーマリオラン』のDL経験者は10代で39.8%、 20代では32.3%と、 ともに3割を超える結果となりました。 

<10代 DLに関するグラフ>



<20代 DLに関するグラフ>



また、 DLをした時期についてはアプリリリース後数日以内と回答したユーザーが7割以上となり、 『スーパーマリオラン』への若年層の関心の高さが伺えます。 

<10~20代 DL時期に関するグラフ> 

 

■10~20代は約2割が課金によるステージ開放を行っていた 
次に、 『スーパーマリオラン』をDLしたと回答したユーザーに対し、 課金によるステージ開放を行ったかどうかという質問をしたところ、 17.4%の人が課金をしているという結果が得られました。 テスティーにて昨年7月に実施した『ポケモンGO』の調査では、 10~20代の若年層の課金ユーザーは8%という結果でした。 その結果と比較すると、 約2割という『スーパーマリオラン』の課金ユーザー比率は高いと感じますが、 一回きりの課金で済むという点が理由の一つとして挙げられるかもしれません。 

<10~20代 課金に関するグラフ>


また、 『スーパーマリオラン』の課金ユーザーに対し、 他のスマートフォンゲームにおける課金経験を質問したところ、 10代・20代ともに8割を超えるユーザーが「課金したことがある」と回答しました。 スマートフォンアプリの普及につれ、 アプリ課金へのハードルが下がっていると言えるかもしれません。 


■若年層のスマホアプリ課金へのハードル低下? 約6割の課金経験者が1,000円以上の課金許容 
前述の結果を受け、 若年層のスマートフォンアプリへの課金動向をさらに調査すべく、 『スーパーマリオラン』の調査とは別に10代・20代のユーザー各々約300名ずつを対象とした課金への意識調査を行いました。 
10代・20代の課金経験についてOS別に調査したところ、 下記の結果が得られました。 

<質問:アプリに課金したことはありますか?>
10代(iOS) 25.9%
10代(And)    28.0%
20代(iOS)     37.5%
20代(And)    35.6%
※調査対象 10代(iOS):201人、 10代(And):100人、 20代(iOS):200人、 20代(And):101人

OS別の変化はあまり見られないものの、 やはりiPhoneユーザー、 Androidユーザーともに20代の課金経験者の方が多くなっています。 
さらに、 「アプリへの一回の課金で許容できる金額」について課金経験者および未経験者へ調査しました。 

<課金経験者のグラフ>


課金経験者のうち「アプリに1,000円以上の課金をしてもいい」と考えている人が、 10代で57.5%、 20代で62.1%とともに6割程度となり、 さらに、 「10,000円以上の課金をしてもいい」と考えている課金経験者は10代で20.0%、 20代で16.2%と、 ともにおよそ2割の人に高額課金意向があると判明しました。 一度でもアプリ課金を経験すると、 そのハードルは一気に下がると言えそうです。 


<課金未経験者のグラフ>


一方、 アプリ課金未経験者においては「課金はしたくない」との回答が10代で50.7%、 20代で45.2%という結果となりました。 「アプリ課金未経験者層の課金へのハードルをいかに下げていくか」が各アプリ提供者における今後の大きなテーマとなりそうです。 


■『スーパーマリオラン』のDL経験者の5割以上が高評価 
『スーパーマリオラン』のDL経験者の感想は調査した結果、 55.5%の人が高い評価をしています。



そのうち、 課金ユーザーにおいては78.9%が高評価となり、 一方の非課金ユーザーは半数ほどが高評価という結果となりました。 

『スーパーマリオラン』に対して高評価な人、 そうではない人それぞれに理由を伺いました。 
 
<高評価な人の理由>
◆マリオをスマホで出来るから (14歳 女性)
◆タップだけの操作でもマリオらしい楽しみがあるから (16歳 男性)
◆細部までしっかり作り込まれているから (16歳 男性)
◆小学生のときに遊んでいたときを思い出した! (25歳 女性)
◆課金制ではなければ完璧だと思います (13歳 女性)
◆スマホでマリオをプレイできるのはいいけど、 無料で出来るところは少ない。 。 。 (14歳 女性)
◆課金なしで遊べたらもっと良い (23歳 女性)

簡単操作で本格的なマリオがプレイできるという点が魅力ということがわかります。 しかしながら、 課金に関しては高評価な人の中でも賛否両論のようです。 

 <低評価な人の理由>
◆課金しないと進めないと聞いたから (19歳 女性)
◆少ししか無料で遊べなかった (22歳 女性)
◆容量がない (17歳 女性)
◆知らない (16歳 女性)
◆ゲームをしない (20歳 女性)

課金部分を理由に挙げる人も少なくはないですが、 流行り物ということでプレイしてみたものの、 マリオブランドが刺さらないという人も多い印象を持ちました。 


■アプリリリースから1ヵ月。 現在もプレイするユーザーは約4割 
『スーパーマリオラン』のDL経験者へ、 現在もアプリをプレイしているかどうかどうか伺いました。



その結果、 37.2%の人が現在もプレイしているという回答が得られました。 リリースと同時にDLし1ヵ月後にはやらなくなってしまうという足の速さは、 最近のスマートフォンアプリの傾向とも言えるかもしれません。 しかしながら、 全ステージを開放しているユーザーの満足度が高い点を考えると、 継続的なプレイを迫られるアプリが多い中、 気が向いた時にできる『スーパーマリオラン』は、 ユーザーがのんびりと自分のペース楽しめる点が評価されているように感じます。 


■Androidユーザーの約3割が『スーパーマリオラン』のDL意向あり 
『スーパーマリオラン』の配信は現在iOSのみですが、 Androidユーザーはどのように思っているのでしょうか。


約3割の人がDLをしたいと考えています。 さらに10代では、 4人に1人以上が課金によるステージ開放を行いたいと回答が得られました。 マリオブランドの根強い人気と期待の高さが伺える結果といえるのではないでしょうか。 


 <調査概要>
調査主体:テスティー
調査方法:スマートフォンアンケートアプリ「TesTee」を使ったインターネットリサーチ
調査対象:10~20代の男女(TesTee登録会員)
割付方法:男性216サンプル、 女性789サンプル/合計1005サンプル
調査期間:2017年1月10日(火)~11日(水)


テスティーでは今後も、 10~20代の若年層を対象としたさまざまなアンケート調査を実施することで、 世の中に新たな価値を提供する一助となりたいと考えております。 

▼過去の調査レポートは下記「TesTee Lab(テスティーラボ)」をご覧ください
https://lab.testee.co/ 
株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
https://dena.com/jp/

会社情報

会社名
株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
設立
1999年3月
代表者
代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
決算期
3月
直近業績
売上収益1349億1400万円、営業利益42億0200万円、税引前利益135億9500万円、最終利益88億5700万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
2432
企業データを見る
任天堂株式会社
http://www.nintendo.co.jp/

会社情報

会社名
任天堂株式会社
設立
1947年11月
代表者
代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
決算期
3月
直近業績
売上高1兆6016億円、営業利益5043億円、経常利益6010億円、最終利益4327億円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7974
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