VRやMRを体験できるエンタメ施設を提供 電通ベンチャーズ、米の「ツービットサーカス」に出資


電通が運用するコーポレート・ベンチャーキャピタル・ファンド「電通ベンチャーズ1号グローバルファンド」(以下「電通ベンチャーズ」)は、VRやIoTなどの最先端テクノロジーを体験できるエンターテインメントを提供する米国の「Two Bit Circus, Inc.」に出資を行ったと発表した。

ツービットサーカス社は、最先端テクノロジーの価値をエンターテインメントとして体験できるイベント型設備を展開。最初のテーマパークは2017年後半に米国ロサンゼルスに設立し、最新のバーチャルリアリティー(VR)・ミックスドリアリティー(MR)や、科学技術を用いた食品、ロボットなどを含む体験型のエンターテインメントを提供していく予定だという。

<以下、プレスリリースより>

電通ベンチャーズは、まだ見ぬ未来をつくり出していく野心的なスタートアップ企業への投資と、投資先との協業を通した当社グループのオープンイノベーションを実現するために、2015年4月に設立したファンドです。資金提供のみならず、当社グループならではの課題解決に向けたソリューションやリソースを提供することで事業や起業家を支援しています。

ツービットサーカス社は、最先端テクノロジーの価値をエンターテインメントとして体験できるイベント型設備を展開してきました。今後は最先端テクノロジーを活用したテーマパークも設立していく予定です。最初のテーマパークは2017年後半に米国ロサンゼルスに設立し、最新のバーチャルリアリティー(VR)・ミックスドリアリティー(MR)や、科学技術を用いた食品、ロボットなどを含む体験型のエンターテインメントを提供していく予定です。自社やブランドパートナーが開発したハードウェアおよびコンテンツのショーケースとして活用する予定です。

電通ベンチャーズは、最先端テクノロジーを体験できるショーケース設備開発に強みを持つツービットサーカス社と連携することにより、当社グループのクライアントやパートナーの持つ革新的な技術やコンテンツを用いたエンターテインメント開発や、日本を中心とするアジアにおけるビジネス展開が可能になるものと考えております。


<ツービットサーカス社の概要>
社名:Two Bit Circus, Inc.
本社所在地:米国カリフォルニア州ロサンゼルス市
代表者:Brent Bushnell(CEO)
事業内容:最先端テクノロジーを活用した体験型コンテンツビジネスの展開
URL:http://twobitcircus.com/

<電通ベンチャーズの概要>
名称:電通ベンチャーズ 1 号グローバルファンド(Dentsu Ventures Global Fund I)
ファンド総額:50 億円
ファンド組成時期:2015 年 4 月
運用期間:2022 年 3 月までの 7 年間を予定
投資地域:欧米・アジアなどの海外を中心に、グローバルに投資
投資ステージ:シード/アーリーステージを中心としつつ、ミッド/レイターステージも含む幅広いバランス投資
投資領域:
(1)広義のマーケティング/コミュニケーションビジネスを変革しうる領域
(2)上記に当てはまらなくともイノベーティブでポテンシャルの高い新領域
URL:http://dentsu-v.com/