新作フォローアップ(11) 『A3!（エースリー）』筆頭に『StarHorsePocket』『首都高バトルXTREME』『ららマジ』など好スタートの新作続出
前週にリリースされた新作タイトルのランキングの動きを見ていく「新作フォローアップ」。今回は、リベル・エンタテインメント『A3!（エースリー）』と、セガ・インタラクティブ『StarHorsePocket』を中心に取り上げたい。この週は、元気の『首都高バトルXTREME』や、Wright Flyer Studios『ららマジ』など話題作もリリースされ、好調なスタートを見せた。
■リベル・エンタテインメント『A3!（エースリー）』
プレイヤーが劇団の主宰 兼 総監督となり、イケメン劇団員たちをキャスティングして青春ストーリーが楽しめるイケメン役者育成ゲームで、1月27日にリリースしたタイトル。いわゆるIPなどを活用しないオリジナルタイトルなのだが、事前登録者数が50万人を超えるなど事前の期待の大きいタイトルだった。
なお、リリース後のApp Store売上ランキングの推移を示したのが以下のグラフとなる。リリース後、一気に順位を上げ、翌日に早くも58位に入った。その後もじわじわと順位を上げ、1月30日には一時45位まで順位を上げる場面もあった。直近のオリジナルタイトルでは出色ものといえよう。
オリジナルタイトルはゲームの内容について、ユーザーから理解を得るのに一定の時間が必要だが、同社では、事前登録期間中にグッズやCD、カラオケ展開など事前に展開することで、世界観やゲームシステム、カードイラスト、シナリオ、楽曲などへの認知を高めてきたという。
■セガ・インタラクティブ『StarHorsePocket』
16年以上の歴史を誇る、ゲームセンターで遊べる超本格大人気競馬メダルゲーム『StarHorse』のスマートフォンアプリ版で、1月27日にリリースされた。ハイクオリティなレークシーンや、杉本清さんによる実況などシリーズの伝統を受け継ぎつつ、アプリならではの新しい遊びも盛り込んだという。こちらも事前登録が38万人を超えるなど期待の大きいタイトルだった。
App Store売り上げランキングの推移は以下のとおり。1月28日にはTOP100入りを果たすなど好調な出足を見せ、1月30日にはTOP50入り（最高49位）まで順位を上げた。その後は50位台をキープしている状況だ。
■元気『首都高バトルXTREME』
首都高を舞台にタップしてアクセル、スワイプでハンドリングという操作を駆使しチェイスしてバトルする本格レースゲームアプリで、1月26日にリリースされた。App Store売上ランキングの推移をみると、一時94位に入るなどTOP100に入った。
■Wright Flyer Studios『ららマジ』
廃部寸前の楽団『器楽部』を舞台に、プレイヤーは、30人のヒロインを救い、絆を育み、最高の音楽を目指す「音と魔法の学園RPG」。アニメ制作スタジオA-1 Picturesとタッグを組んで開発したタイトルで、1月25日にリリースされた。App Store売上ランキングの推移をみると、1月29日に94位まで順位を上げた。
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会社情報
- 会社名
- 株式会社リベル・エンタテインメント
- 設立
- 2006年9月
- 代表者
- 代表者 林田 浩太郎
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高50億9600万円、経常利益11億0700万円、最終利益8億2900万円（2021年12月期）
- 上場区分
- 非上場