【アプリレビュー】注目の新作!イケメン役者育成ゲーム『A3!』をレビュー 劇団の総監督となり「MANKAIカンパニー」を立て直そう‼︎


1月27日より配信が開始された、リベル・エンタテインメントの『A3!(エースリー)』。すでに報じているように、早くもApp Store売上ランキングにて50位あたりを推移しており、1月30日には一時45位まで順位を上げる場面もあった。また、事前登録者数は50万人、初日には30万ダウンロード、本日2月1日には100万ダウンロードを突破したことが発表された。

そんな、『A3!』はイケメン役者育成ゲームと説明されているが、果たしてどんなゲームなのか。本稿では話題のタイトル『A3!』のファーストインプレッションを紹介する。

 

■ストーリー



物語は、プレイヤー自身であるヒロインが、東京郊外の街、天鵞絨(ビロード)町に失踪した父親を探してやってくるところから始まる。父親が総監督をしていた劇団「MANKAIカンパニー」からの手紙を受け取ったヒロインは、父親を探しに天鵞絨町にあるビロードウェイと呼ばれる劇団員たちの聖地に足を踏み入れる。劇団員たちの聖地と呼ばれるだけあるビロードウェイには、劇場が並び、ヒロインもそこでストリートアクトとよばれる道端で劇団員が劇を演じるパフォーマンスに早速遭遇する。

様々な俳優達と出会いながらも、到着した劇団「MANKAIカンパニー」の専用劇場では、怖いお兄さん達が劇場を壊そうとしていた。それもそのはず、「MANKAIカンパニー」には借金があり、劇団員は1人と1羽。公演に観客は0と散々な様子。ヒロインは巻き込まれる形で、この「MANKAIカンパニー」の専用劇場の取り壊しを阻止すべく劇団員をビロードウェイでスカウトしに行く。なんとか、劇団員を連れて帰ることができ、劇場の取り壊しは防ぐことができた。

父親が失踪したことで「MANKAIカンパニー」は今のような危機的状況担ったと聞かされたヒロインは、父親の残したこの劇団を守るため、怖いお兄さん、ヤクザさん改め左京の条件を飲み、「MANKAIカンパニー」の主宰兼「総監督」となり、立て直しを図ることを決意するのであった。

 

■ゲームシステム


そんなことで劇団を立て直すことになったヒロイン。素人同然(最初に団員となるキャラクター達はほとんどが演劇未経験者)の団員を舞台に上げ、公演を成功させるために、奔走することになる。

ヒロインと曲者なキャラクターが揃った劇団員、彼らの物語は、マイページ上にある「ストーリー」というところで読むことができる。こちらのストーリーにはボイスをつけることが可能となっており、
DLすることでボイス付きで話を進めることができる。



▲本作の魅力の1つに、豪華声優・俳優陣によるキャラクターボイスがある。声優をあまり知らない人でも知っているような声優、今現在舞台で活躍している若手俳優が各キャラクターのボイスを担当しているため、ぜひボイスをDLしてストーリーを楽しんでもらいたい。

先述の通り、『A3!』には魅力的なキャラクターが大勢登場する。彼らを自分自身の劇団に所属させるにはどうすればいいのか。もっとも簡単な方法は「スカウト」である。「スカウト」には2種類あり、有償ポイントであるダイヤ(ゲームを進めることで手に入ることもある)を使ったものと、フレンドポイントを使ったものである。ダイヤを使ったスカウトの方がレア度が高い劇団員が登場しやすい。また、後に説明する「稽古」でも劇団員を獲得することが可能。





そうして手に入れた劇団員はユニット編成にて編成をしなければならない。「稽古」「公演」別にお気に入りの劇団員を編成し、活躍させよう。



また、劇団員にはそれぞれレベルがあり、このレベルは稽古を実施するか、自主練をすることで上げることができる。レベルを上げると劇団員に能力が上がり、公演の成功率を上げることができる。自主練では、必要ない劇団員を使用することで、レベルを上げたい劇団員の経験値とすることができる。自主練に使った劇団員は消えてしまうのでよく考えてから使用したい。



また、レベルとは別に特訓という項目で劇団員を強化することが可能。特訓では、コインとその劇団員の所属している組にちなんだアイテムが必要になる。

さらに、同じ劇団員を2人所持している場合は、「開花」をすることができる。開花は2回まで実施することができ、それぞれレベルの上限をアップさせることができる。また、1回目の開花ではイラストが変化するので、こちらも注目だ。



最初に読むことができるストーリーは限られていて、その後のストーリーを解放するには、RANKを上げて行くしかない。RANKを上げるには、「お芝居」のタブから公演を選び稽古をすることで、経験値が溜まりRANKを上げることができる。ストーリーを一気に読むためにどんどん稽古をしていきたいところだが、稽古ではLPというポイントを消費する。稽古ごとに使用するLPの量は異なるが、手持ちのLPがなくなると稽古ができなくなってしまう。LPは時間経過によって回復をするので、LPを消費しきったらしばらく時間をおいてからプレイするのも良いだろう。また、アイテムや課金ポイントでも回復ができるので早く育成をしたい、早くストーリーを見たい場合はこちらを使用を考えよう。




▲同じ公演の「稽古」を100%にすることで楽曲を手に入れることができる。お気に入りの曲を手にいれ、ジュークボックスで設定しよう。



▲ストーリーにはメインストーリーの他に劇団員ごとのバクステのストーリーも用意されている。

この「お芝居」のタブには稽古の他に「公演準備」と「観劇準備」というものがある。まずはじめに「公演準備」では、自分の劇団に所属している劇団員が公演を行う。公演の種類はゲームの進み具合によって異なるが、各種用意されており、公演によって難易度が変わる。自身が編成したユニットの数値が、公演の目標数値に勝っていれば公演成功。成功すると、劇団員を強化する時に必要なコインやアイテムを手に入れることができる。また、この公演にはSPというポイントを使用する。こちらのSPも時間経過やアイテムによって回復が可能となる。

「観劇準備」では、その名の通り観劇を行うための準備を行う。観劇はプラチナチケットを使用して行うことが可能。こちらでは、自分が編成した劇団員による公演を観劇することが可能。この劇団員の構成にはほとんどの制約がないため、自分の好きな通りの配役をすることが可能。お気に入りの劇団員による、お気に入りの公演を楽しみたい。



また、この他に出稼ぎというミニゲームも存在している。この「出稼ぎ」では、劇団員2人1組で街に出てもらい、ストリートアクトをしてもらい、コインを手に入れるゲームだ。劇団員がパフォーマンス中に観客から出てくるハートをタップすることでコインを手に入れることができる。コインは劇団員の強化に必要なものなので、まめにこの「出稼ぎ」を行っておきたい。


 

■まとめ


ざっとであるが、『A3!』のストーリーとシステムを紹介してきた。ここで、著者のファーストインプレッションをお伝えしておきたい。まず、システム面について。イケメン役者育成ゲームと銘打ってることから、主に女性をターゲットにしたアプリだと考えられる。上記で説明をしたシステムを振り返ってみると、あまり複雑ではないことがうかがえるため、ゲームに慣れてない女性に配慮した作りだと言える。

おそらく、このゲームの最大の特徴はストーリーとキャラクターであろう。プロローグからストーリーを読み進めているとわかるが、結構な数のキャラクターが出てくるにもかかわらず、そのキャラクターそれぞれが個性的で、そして物語の中で一人一人が深く掘り下げられている。彼らのバックグラウンドはかなりのボリュームがあることが想像できる。

気軽な操作で骨太なストーリーが楽しめる本作。少しでも気になった読者の方はぜひプレイして、劇団「MANKAIカンパニー」の行く末を見守ってほしい。



『A3!(エースリー)』

 

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会社情報

会社名
株式会社リベル・エンタテインメント
設立
2006年9月
代表者
代表者 林田 浩太郎
決算期
12月
直近業績
売上高50億9600万円、経常利益11億0700万円、最終利益8億2900万円(2021年12月期)
上場区分
非上場
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