【コロプラ決算説明会①】新作は「ガチャは入れない方向で開発中」(馬場社長)…新しい課金の仕組みを模索 IPタイトル開発へのコメントも

コロプラ<3668>は、2月1日、2017年9月期の第1四半期(10~12月)の連結決算を発表するとともに、東京都内で決算説明会を開催した。今回の記事では、その中から同社の新作タイトルの開発状況について取り上げたい。

今期リリースされる新作は、第3四半期以降に寄与してくる見通しで、このスケジュール感については「変更はない。出そうなものは2タイトルで、順調にスケジュール通り」(馬場社長)とのこと。その新作タイトルでは、「課金の方法を変えて、ガチャは入れない方向で開発を進めている」(同)ともしていた。

社内βテストなどで、新しい課金の仕組みによる影響などをチェックし、その結果次第で実際にガチャではない新しい課金の仕組みが導入する可能性があるようだ。ちなみに馬場社長によると、「いわゆるガチャではないのだが、ガチャのような売り上げが期待できるような仕組みを考えている」とのこと。

また、質疑応答でIPパートナーとの協力についての質問が出たが、「コロプラはIPタイトルをやらない主義だと思われがちだが、昔からチャレンジはしている。今後はおそらくオリジナルタイトル2に対し、IPタイトル1ぐらいで作っていきたいと思っている」(同)としていた。
株式会社コロプラ
https://colopl.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社コロプラ
設立
2008年10月
代表者
代表取締役会長 チーフクリエイター 馬場 功淳/代表取締役社長 宮本 貴志
決算期
9月
直近業績
売上高309億2600万円、営業利益28億5800万円、経常利益32億7600万円、最終利益18億9300万円(2023年9月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3668
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