16年10-12月決算、グリーに関するスマホアプリ&ソーシャルゲーム決算記事

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【グリー決算説明会②】ネイティブゲームの貢献で4年ぶりにQonQでの増収を達成 下期は7タイトルをリリース予定 動画領域の取り組みも強化

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グリー<3632>は、2月2日、東京都内で2017年6月期の第2四半期(7~12月)の決算説明会を開催した。同日発表された第2四半期決算は、売上高302億円(前年同期比19.2%減)、営業利益40億円(同51.8%減)、経常利益63億円(同25.6%減)、最終利益127億円(同157.3%増)となった。

説明会では、同社の田中良和会長兼社長との秋山仁取締役執行役員常務が決算概要や事業概要などの説明を行った後、質疑応答が行われた。その内容も踏まえつつ、会見の様子をまとめてみた。
 

■QonQで4年ぶりに増収を達成 計画対比でも上ブレに


まずは業績を四半期推移(QonQ)で見てみると、この第2四半期期間(10~12月)は、売上高153億円(前四半期比4.4%増、前年同期比27.8%減)、営業利益15億円(同10.4%減、同25.0%減)、経常利益37億円(同11.9%増、同7.5%減)、四半期純利益18億円(同89.4%減、同6.6%減)となった。ネイティブゲームの貢献により、QonQで4年ぶりに増収を達成した形になる。

なお、計画対比では、「売上高は151億円から153億円に上ブレし、営業利益は計画通り。経常利益以降は為替の影響で上ブレした」(秋山氏)とのこと。
 

次に費用面を見ると、広告宣伝費が約6億円増加していることと、減価償却費とのれん償却額の合計で約4億円増加していることが目立つ。この要因は、北米で「DragonSoul」を取得した影響によるもので、後者2つは取得に伴うもの、広告宣伝費も北米での増加分が膨らんだ格好となる。
 
 

■新作の開発パイプラインは2Q末で10本 海外ネイティブゲームは「DragonSoul」が好調


続いて各事業の状況を見てみよう。ゲーム事業は国内ネイティブゲームの開発パイプラインに新たに4タイトルが加わり、10タイトルの開発が進められている。なお、下期には7タイトルのリリースが予定されており、うち1タイトルが先日、1月25日にリリースされたばかりの『ららマジ』となる。
 

この第2四半期期間の国内ネイティブゲームのトピックスは、『消滅都市』の大規模アップデートだ。大規模アップデートは11月17日に実施されたが、12月にはコイン消費がアップデート前と比べ2倍になるなどその成果がしっかりと発揮されている。
 

開発中のタイトルで現在明らかとなっているのは、ブシロードとポケラボによる共同開発タイトル『戦姫絶唱シンフォギア XD UNLIMITED』、Wright Flyer Studiosの『アナザーエデン 時空を超える猫』と『武器よさらば』、そしてフォワードワークスとの協業タイトルとして発表された『ワイルドアームズ(仮)』の4タイトルだ。『ワイルドアームズ(仮)』は、プレイステーション(PS)の名作RPG『WILD ARMS」を題材としたスマートフォンゲームアプリで、シリーズの歴代キャラが登場し、新しい物語が展開されるタイトルとなる。

なお、『ワイルドアームズ(仮)』は2018年6月期のリリース予定となるが、残りの3タイトルは下期のリリース予定タイトルとなる。
 



海外ネイティブゲームは、「DragonSoul」の好調な推移でコイン消費が前四半期比8億コイン増と回復した。さらに下期には、自社IPの新作タイトルをリリースする予定だ。
 

子会社ファンプレックスによるゲーム運営事業は、この第2四半期期間からウェブゲームに加え、新たにネイティブゲームの運営も開始した。ジークレストから譲受した『ぐるぐる召喚マジカルギア』と、『NARUTO -ナルト- 忍コレクション疾風乱舞』の2タイトルを昨年11月より運営開始している。なお、ウェブゲームについては、ベトナムで運営を行ってコストを下げていくことも計画しているとのこと。
 



■3ミニッツを子会社化し、動画領域の取り組みを強化


新規事業領域として、今回大きくピックアップされたのが、動画領域での取り組みだ。同日付で発表された通り、3ミニッツの株式を取得し、100%子会社化する。3ミニッツは、ファッション動画メディアの運営や、動画マーケティング、インフルエンサーマーケティングなどを手掛けており、「売上が直近で拡大し、収益性も急激に改善している」(田中社長)という。

ちなみに取得価額は43億円だが、3ミニッツの今後3年度の決算数値に応じて、追加代金が発生する可能性がある業績連動型のアーンアウト方式での取得となっている。この点について、質疑応答で質問が出たが、「大きくバランスを崩すようなものにはならない」(同)としていた。
 
 

■3Qは売上高横ばい予想 新作立ち上げで増収トレンドの継続目指す


なお、2017年の通期の業績予想は非開示で、同社は第3四半期(7~3月)の連結業績予想のみを開示。売上高456億円(前期比15.9%減)、営業利益52億円(同56.7%減)、経常利益75億円(同32.4%減)、最終利益130億円(同104.1%増)の見込みとしている。

これを四半期ベースで見ると、第3四半期期間は売上高153億円と前四半期比横ばいの予想で、各利益項目は減益の予想となっている。減益の要因は新作のリリースラッシュにより、固定費の増加すること、広告宣伝費が伸びる想定であることを織り込んでいるためだ。一方で、新作の売上寄与分は保守的にみているもようで、新作の立ち上げと成長により、「増収トレンドの継続を目指す」(秋山氏)としていた。
 
 
(編集部:柴田正之)


 
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企業情報(グリー株式会社)

会社名 グリー株式会社
URL http://www.gree.co.jp/
設立 2004年12月
代表者 田中良和
決算期 6月
直近業績 売上高924億5600万円、営業利益202億3300万円、経常利益250億900万円、当期純損益103億2200万円の赤字(2015年6月期)
上場区分 東証一部
証券コード 3632

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