カカクコム、17年3月期の営業益予想を230億円から210億円に減額修正…デジタルコンシューマ機器市場の不振で広告受注が低迷

カカクコム<2371>は、2月2日、2017年3月期の連結業績予想を下方修正し、売上高450億円(前回予想480億円)、営業利益210億円(同230億円)、経常利益210億円(同230億円)、最終利益145億円(同159億円)とした。従来予想からの修正率は、売上高が6.3%減、営業利益が8.7%減、経常利益が8.7%減、最終利益が8.8%減となる。

 


同社では、ランキングとクチコミのグルメサイト『食べログ』における有料サービスを利用するレストランと個人会員の獲得は好調に推移したものの、購買支援サイト『価格.com』では消費財コンテンツの施策に対する効果は出ている一方、ショッピング業務で取り扱っているデジタルコンシューマ機器市場の不振が想定を上回り、これに関連する広告受注が減少した、としている。