スクエニHD、10~12月はQonQで66%増収、営業益は3.6倍に ネイティブアプリによる安定収益に大型新作『FFXV』が上乗せ

スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>は、2月6日、2017年3月期の第3四半期累計(4~12月)の連結決算を発表した。その詳細を見てみると、デジタルエンタテインメント事業が前四半期比で66.6%の増収となる679億円となり、その営業利益も同3.6倍の97億円での着地となるなど、四半期推移(QonQ)で大幅な増収増益を達成している。

その最大の要因は家庭用ゲーム機向けの大型新作『ファイナルファンタジーXV』の寄与ということになると思われるが、スマートデバイス・PCブラウザなどをプラットフォームとしたネットワークコンテンツについても、大型タイトルを中心としたネイティブアプリが高水準で推移し、売上高・営業利益とも前年同期よりも増加したとしており、これらによる安定的な収益基盤をベースにしつつ、家庭用向けゲーム向けの大型タイトルで上乗せしてくる事業構造ができあがりつつあると言えそうだ。
 




 
株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
https://www.hd.square-enix.com/jpn/

会社情報

会社名
株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
設立
1975年9月
代表者
代表取締役社長 桐生 隆司
決算期
3月
直近業績
売上高3432億6700万円、営業利益443億3100万円、経常利益547億0900万円、最終利益492億6400万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
9684
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