東芝のIoT端末向けアプリプロセッサ「ApP Lite TZ1011MBG」がタカラトミーのVR端末「JOY!VR」に採用…三次元空間位置情報を検出、Bluetoothでスマホに伝送


 
東芝<6502>は、IoT端末向けアプリケーションプロセッサ「ApP Lite TZ1011MBG」が、タカラトミー<7867>の宇宙空間を自分の意志で移動して擬似体験できるVR端末「JOY!VR 宇宙の旅人」(以下「JOY!VR」)に採用されたことを発表した。

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<以下、プレスリリースより>
 
今回採用されたTZ1011MBGは、加速度センサ、ジャイロセンサ、地磁気センサを内蔵することで三次元空間位置情報の検出が可能で、Bluetooth low energy技術により検出した位置情報をスマートフォンに伝送することができるアプリケーションプロセッサです。



これらの機能を1パッケージで、かつ低電力で実現できる特長が評価され、採用されたものです。
 
タカラトミー社の「JOY!VR」は、宇宙空間を360度自由に移動できるVR体験を可能にした、スマートフォン対応型の専用コントローラ付きゴーグル型VR端末です。当社のTZ1011MBGが、「JOY!VR」専用コントローラの小型化、省電力化、三次元空間位置情報検出に貢献しています。

なお、タカラトミー社は、開発者向けソフトウェア開発キット(SDK: Software Development Kit)として、公式ホームページに「JOY!VR SDK」を一般公開することで、世の中にない新サービスや様々な施設での体験ツールに活用されることを期待し、B to Bサービスを提供するためのインフラとして提案しています。
 

公式サイト