【アクセルマーク決算説明会①】KLabとの協業タイトル含む2タイトルが次の開発ステージに 「開発フェーズが進み費用が増加」(尾下社長)


アクセルマーク<3624>は、2月7日、東京都内で2017年9月期の第1四半期(10~12月)の決算説明会を開催した。説明会では、同社の尾下順治社長が第1四半期の業績概要と各事業の状況、そして第2四半期の業績予想の説明を行った。今回はその中から同社の新作タイトルの開発状況について取り上げたい。

現在、正式なプロジェクトとして開発中のタイトルは3タイトルとなっている。うち1タイトルが大手パブリッシャーと組んだプロジェクト「SWEEP」で、こちらは開発状況として要素を作り込むベータの段階にあるという。

残りのタイトルは、子会社アクセルゲームスタジオとKLab<3656>の協業となるプロジェクト「GT」と、開発パートナー1社と組んだプロジェクト「ME」となるが、この2タイトルは第1四半期期間中にこれまでのプロト開発の段階から世界観を作り込むアルファの段階に入ったとしていた。

そのため、「ゲーム開発のフェーズが進み費用が増加する」(尾下社長)ことが第2四半期の業績予想が四半期推移(QonQ)で増収減益となっている一因だという。
 
 
(編集部:柴田正之)

 
アクセルマーク株式会社
http://www.axelmark.co.jp/

会社情報

会社名
アクセルマーク株式会社
設立
1994年3月
代表者
代表取締役社長 松川 裕史
決算期
9月
直近業績
売上高21億4400万円、営業損益9800万円の赤字、経常損益1億円の赤字、最終損益1億200万円の赤字(2023年9月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3624
企業データを見る