オルトプラス、韓国の情報セキュリティ会社NSHCの日本法人と業務提携 スマホアプリの統合セキュリティソリューション「DxShield」を国内展開へ

オルトプラス<3362>は、韓国モバイル金融分野にて高いシェアをもつ情報セキュリティ会社NSHCの日本法人と業務提携し、同社が提供するスマートフォンアプリケーションの統合セキュリティソリューションであるDxShieldを日本国内へ展開することを発表した。
 
近年、拡大するスマートフォンを中心とするアプリケーション市場において、IoTやフィンテックといった新しいビジネス分野との連携が期待される半面、スマートフォンアプリケーションに対するハッキングやチートと言った不正な攻撃に対しての対策が重要視されている。
 
スマートフォンアプリケーションサービスのグローバル化や東京五輪に向けたインバウンド向けサービスの拡充が期待される中、スマートフォンアプリケーションに対するサイバー攻撃は多様化し、難読化や暗号化といった既存の対策だけでは防ぎきれない攻撃手法が増えている。また、企業においても高度なセキュリティ知識を持つ人材の育成や自社によるセキュリティ対策に課題を感じる企業が増えている。
 
オルトプラスでは、先端技術研究部門であるオルトプラスラボにおいて、情報セキュリティ対策をはじめとする様々な分野の研究開発を行ってきたが、韓国有数の情報セキュリティ技術と多くのホワイトハッカーを擁するNSHC社と提携することにより、セキュリティ分野における技術やサービスの拡充の加速が可能になった。両社における取り組みの一つとして、NSHC社が提供するスマートフォンアプリケーションの統合セキュリティソリューションであるDxShieldの日本市場における展開を開始する。
 
DxShieldは、暗号化やハッキングツールの遮断、アプリケーションの偽造・改ざん検知・バーチャルマシン対策、メモリに対する攻撃防御など多くのセキュリティ機能を備えている。また、Webコンソールから、アプリケーションの再配布なしにリアルタイムな攻撃の確認や、セキュリティポリシーの変更、統計情報の確認が行えるようになっている。これにより、企業は中期的な情報セキュリティ対策の計画や、費用対効果の明確化が行えるようになり、より安心してモバイルアプリケーションを展開することが可能になる。なお、事前調査を通して既に複数社で試験導入が決まっており、今後さらに拡大する見通しとしている。
 
今後もオルトプラスは、情報セキュリティサービスの拡充を通して、ゲーム・エンターテインメントを楽しむユーザが安心して楽しめる環境の提供と、多くの企業によるスマートフォンアプリケーションビジネスのグローバル展開を支援していく方針だ。

<DxShieldサービス 主な機能>

<DxShieldサービス セキュリティ項目>

 
株式会社オルトプラス
http://www.altplus.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社オルトプラス
設立
2010年5月
代表者
代表取締役CEO 石井 武
決算期
9月
直近業績
売上高43億8700万円、営業損益5億5600万円の赤字、経常損益5億2200万円の赤字、最終損益4億2000万円の赤字(2023年9月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3672
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