【速報】マイネット、16年12月期の最終利益は8.8億円の黒字に 前期の取得タイトル数は合計は27タイトル、期末運営タイトル数は35タイトルに

マイネット<3928>は、2月13日、2016年12月期の連結決算を発表、売上高68億100万円、営業利益5億円、経常利益4億1000万円、最終利益8億8200万円となった(今期が初の連結のため、前年同期との比較はなし)。なお、第3四半期決算の発表時に未定と修正する前に業績予想では売上高60億円、営業利益3億円、経常利益2億9000万円、最終利益2億円としていた。
 

期中の同社グループは、ゲームサービス事業において新たなゲームタイトルの仕入れや業務提携およびゲームメーカーまたはその事業のM&Aなどに注力した。タイトル仕入れ数は合計は27(うち4タイトルは既存協業タイトルからの買取)タイトルとなり、その中には5月にグリー<3632>の100%子会社ポケラボの吸収分割後分割会社の株式取得による完全子会社化(マイネットゲームス)による3タイトル、6月にモブキャスト<3664>との包括的業務提携契約による事業の共同運営による3タイトル、さらに11月にクルーズ<2138>のゲーム事業の新設分割会社株式取得による完全子会社化(C&Mゲームス)による14タイトルが含まれており、結果、前期末の全運営タイトル数は35タイトルとなった(前期にエンディングを迎えたタイトル数は6)。

なお、マイネットゲームスを完全子会社化した第2四半期より連結決算を開始し、11月にはC&Mゲームスの完全子会社化を契機に会社分割(簡易新設分割)による持株会社体制への移行を実施した。

また、ゲームメーカーに向けてサービスをリリースしたCroPro(クロプロ)は、期末で92社が参加する相互送客ネットワークへと成長した。同社独自の集客基盤のCroPro(クロプロ)は、以前にも増して同社のゲームサービス事業における大きな強みとなったという。

なお、2017年12月期通期の予想については、スマートフォンゲーム市場を取り巻く環境が大きく変わろうとしており、同社グループはそれを好機として積極的にM&Aを行っていくことを予定しているため、通期および四半期業績予想の合理的な予想数値を算出することが困難とし、開示を控えるとしている。

 
株式会社マイネット
http://mynet.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社マイネット
設立
2006年7月
代表者
代表取締役社長 岩城 農
決算期
12月
直近業績
売上高87億1700万円、営業利益1億6800万円、経常利益1億2500万円、最終利益1億4300万円(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3928
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