NJHD、3Qは売上高17%増ながら3.8億円の営業赤字を計上 未配属原価の抑制や新規取引先の開拓で3Q期間(10~12月)のゲーム事業は黒字に転換

エヌジェイホールディングス<9421>は、2月13日、2017年3月期の第3四半期累計(4~12月)の連結決算を発表、売上高38億6800万円(前年同期比17.2%増)、営業損益3億8200万円の赤字(前年同期5億200万円の赤字)、経常損益3億9300万円の赤字(同5億1400万円の赤字)、最終損益4億7400万円の赤字(同4億6500万円の赤字)となった。
 

ゲーム事業について見てみると、第3四半期累計期間の売上高は、運営受託による売上増加および工事進行基準適用案件の増加などから、32億5400万円と前年同期と比べて62.6%の増収となった。一方で、セグメント損益は、上期において受注見込みであった案件の中止および延期などが重なったことにより未配属原価が想定を大きく上回ったことを受け、未配属原価の抑制や新規取引先の開拓に取り組んだことで、第3四半期期間(10~12月)は黒字に転換したものの、運営終了タイトルの発生や新規案件の受注の遅れなどから、3900万円の損失計上(前年同期2億1000円の損失計上)と赤字幅を圧縮するのにとどまった。


なお、2017年3月期通期の予想については、第2四半期決算発表時の修正予想から変更なく、売上高100億円(前期比10.2%増)、営業損益2億円の赤字、経常損益2億1000万円の赤字、最終損益2億9000万円の赤字の見込み。

 
株式会社エヌジェイホールディングス(NJHD)
https://www.njhd.jp/

会社情報

会社名
株式会社エヌジェイホールディングス(NJHD)
設立
1991年12月
代表者
代表取締役社長 筒井 俊光
決算期
6月
直近業績
売上高106億5200万円、営業損益8億6900万円の赤字、経常損益8億6500万円の赤字、最終損益12億3100万円の赤字(2022年6月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
9421
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