16年10-12月決算、カヤックに関するスマホアプリ&ソーシャルゲーム決算記事

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【カヤック決算説明会③】主力3サービスがすべて成長し、大幅増収増益を達成 今期の予想にはLobiのビジネスモデル転換の影響も織り込み済み

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カヤック<3904>は、2月14日、東京都内で2016年12月期の決算説明会を開催した。説明会に先立って同日発表された2016年12月期の連結決算は、売上高54億9700万円(前々期比48.4%増)、営業利益6億4300万円(同63.7%増)、経常利益6億8700万円(同73.6%増)、最終利益4億7700万円(同82.7%増)と大幅な増収増益を達成した。

決算説明会では、同社の代表取締役CEOの柳澤大輔氏が決算の業績概要と、各サービスの状況についての説明を行った後、質疑応答が行われた。今回はその内容も踏まえつつ、説明会の様子をまとめてみた。
 

■QonQでもYonYでも大幅な増収増益を達成


まずは業績を四半期推移(QonQ)で見てみると、第4四半期期間(10~12月)は、売上高15億9200万円(前四半期比18.3%増、前年同期比45.2%増)、営業利益3億2500万円(同3.7倍、同2.1倍)、経常利益3億3700万円(同3.8倍、同2.1倍)、四半期純利益2億9200万円(同8.3倍、同2.7倍)とQonQでもYonYでも大幅な増収増益を達成している。
 

では、その要因はというと、これは自社サービスの伸びによる純粋な成長とみて良さそうだ。費用面を見ても、前四半期と比べて広告宣伝費は第3四半期に『ぼくらの甲子園!ポケット』でTVCMを展開した反動で大きく減少しているものの、事業規模の拡大に伴う人件費や外注費の拡大で、トータルでは前四半期と同規模になっており、売上高の拡大がストレートに利益率の上昇につながった形になっている。
 
 

■主力3サービスすべてが増収 ソーシャルゲームは今期の下期に新作3~4本を投入へ


続いてサービスごとの状況を見てみたい。まずはクライアントワークは、前四半期比36.3%の増収を達成し、同サービスの四半期売上高として過去最高を更新した。今期については、キリンのプラズマ乳酸菌のPR動画がインターネット上などで大いに話題となったことで、動画系のビジネスの引き合いが増加したとのことだ。
 

次にソーシャルゲームは、こちらも前四半期比9.9%増収となった。2016年は新作タイトルのリリースがなかったため、基本的には既存タイトルである『ぼくらの甲子園!ポケット』と、DeNA<2432>との協業タイトルである『キン肉マン マッスルショット』が業績をけん引した形になる。また、前年同期比では、新たに連結子会社となったガルチの売上が、第2四半期より寄与してきており、この四半期も48.0%の増収を達成している。
 

そうしたソーシャルゲームだが、新作タイトルのリリースはなかった半面、クロージングとなったタイトルは『ぼくらの甲子園!熱闘編』と『ポケットフットボール』となっている。これらにかかわっていたリソースは、新作タイトルの開発に振り分けられることになり、「今年(2017年12月期)は下期に3~4本リリースする計画」(柳澤氏)としていた。ちなみにこの3~4本という数字は、オリジナルタイトルと共同タイトルを合わせたものとなっている。
 

最後にLobiは、前四半期比で44.2%増、前年同期比で2.1倍という大幅な増収を達成した。これは「4Qに感謝祭をやったことも寄与している」(同)という。ただし、マネタイズの強化として進めてきたプレミアム会員が伸び悩んでいるほか、一部の広告商品がApp Storeの審査ガイドラインに抵触する可能性が生じるなど課題も浮上した。

そこで同社は、2017年12月期より、Lobiのビジネスモデル(収益構造)を広告売上を中心としたものからコミュニティの価値を生かしたものに転換する方針を打ち出した。これにより、App Storeの審査ガイドラインを遵守するビジネスモデル(収益構造)となる見通しだが、「(2017年12月期は)広告収入が落ち、売り上げが下がる見通し」(同)としていた。
 


■今期計画にはLobiのビジネスモデル(収益構造)の転換の影響も織り込み済み


なお、2017年12月期は、売上高66億円(前期比20.1%増)、営業利益8億円(同24.4%増)、経常利益8億3000万円(同20.8%増)、最終利益5億5000万円(同15.2%増)の見込み。
 

ちなみに売上高は前述のLobiのビジネスモデル(収益構造)の転換の影響も加味されており、広告売上が最も減少したことを想定した予想となっている。つまり、クライアントワークとソーシャルゲーム、そしてその他のサービス群の伸びが、Lobi事業の最も減収となるケースにおいても、その影響を完全にカバーする見通しだ。
 
 
(編集部:柴田正之)
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企業情報(株式会社カヤック)

会社名 株式会社カヤック
URL http://www.kayac.com/
設立 2005年1月
代表者 柳澤大輔/貝畑政徳/久場智喜
決算期 12月
直近業績 売上高54.97億円、営業利益6.43億円、経常利益6.87億円、純利益4.77億円(2016年12月期)
上場区分 東証マザーズ
証券コード 3904

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