全景の不動産向けVRプラットフォーム「Zenkei Curator」がIT導入支援事業者に認定

 

全景は、不動産向けVRプラットフォーム「Zenkei Curator(ゼンケイキュレーター)」が経済産業省が推進する「サービス等生産性向上IT導入支援事業(通称:IT導入補助金)」において IT導入支援事業者 に認定されたと発表した。

経済産業省の「サービス等生産性向上IT導入支援事業(IT導入補助金)」は、中小企業者等におけるITツールの導入費用の補助を通じて、 中小企業者等の生産性向上を目的とする事業だ。

IT導入補助金を利用すると、システム導入費用の3分の2(上限額:100万円 下限額:20万円)が補助され、この制度を活用してZenkei Curatorを導入した事業者は、最大100万円の補助が受けられる。

*補助金を受けたい事業者は事前に登録申請が必要


■​Zenkei Curatorとは?

・VR技術で、内覧営業をコンピュータ化
・建物だけででなく、周辺環境を併せて見せることで初めてVR化の価値あり
・VR物件ページは、自社内スタッフで制作可能
・2008年、前身の「ロケーションプロセッサ」の販売開始から、全国で100件以上の建築・不動産会社が導入。現在も続けて多くのユーザ様にて高い効果を発揮中

「Zenkei Curator(ゼンケイキュレーター)」は、不動産会社の営業マンが行っていた、お客様に対する接客の全てをバーチャル・リアリティ(VR)を使って実現するサービスとのこと。

VRを使った物件のWebページを掲載することで、これまで営業マンにさせていた内覧営業をWeb上でおこなうことができるという利点がある。
 

製品URL:https://www.zenkei.com/estate/
チラシダウンロード(PDF):https://www.zenkei.com/download/zc_201702.pdf


■物件ページに掲載される内容

物件のVRコンテンツ(見取り図と連動)
物件のおすすめポイント
この物件の問い合わせ、連絡先
周辺環境(広域マップ)
周辺環境(教育、医療、買い物などの施設案内)
物件の基本情報
周辺環境モジュール
この物件の問い合わせ、連絡先とSNS情報
この物件の近くにある他の物件情報
 

また、物件情報を詳細に入力することができます。(下図)専用の入力ボックスがあるので、地域や物件名、特徴などをきちんと埋めることで自然とSEO対策にもつながる、と説明している。

Zenkei Curatorを使ったデモコンテンツ:http://demo.zenkei.net/demo
 

作成されたコンテンツには、アクセス解析とコンテンツチェック機能を搭載。クリエイティブ制作の専門担当者がいなくても、VRシステムを自社内で運用することができる仕組みが整っているという。


■IT導入補助金 概要

補助対象となる経費
初期導入費用(ソフトウェア、導入コンサルティング料等)
1年分のクラウドサービス等の利用料
※ パソコンの購入代金など、ハードウェアにかかる費用は対象外。
※ 交付決定前に導入したソフトウェア等の費用は補助の対象外。

公募要領
URL:https://www.it-hojo.jp/doc/pdf/application_guidelines.pdf

申請期間
1月27日から2月28日17時までの約1ヶ月間となり、この期間にZenkei Curatorを新規で導入した事業者が対象となる。機能やプランの詳細は、Zenkei Curatorのウェブページにて確認が可能だ。
製品URL:https://www.zenkei.com/estate/

*補助金・ソフトウェア導入については、問合わせは、IT補助金に関するお問合せである旨を、必ず書いてほしいとのこと。