C&Rとペーパレススタジオジャパン、新たな建築設計手法BIMに関するイベントを開催 「AR・VR×BIM」ではライゾマティクス代表の齋藤精一氏も登壇


クリーク・アンド・リバー(以下C&R社)とペーパレススタジオジャパンは、3月1日、建築および建設業界に携わる人を対象とした、新たな建築設計手法であるBIMに関するイベント「DoAR2017 ~最先端技術で創造する建築と都市と未来~」を開催すると発表した。

BIMとは、ビルディング・インフォーメーション・モデリングの略で、大手ゼネコンや設計事務所を中心に広がる新たな建築設計手法のひとつ。

コンピューター上に作成した3次元の建物のデジタルモデルに、コストや仕上げ、管理の情報などの属性データを付加した建築物のデータベースを、建築の設計、施工から維持管理までのあらゆる工程で、情報活用を行うことができるようにした画期的なワークフローとされている。

2007年に米国連邦政府一般調達局(GSA)がBIMによる納品要求を開始したことをきっかけに大きく広まり始め、今後、世界の建築業界の主流になる手法ともいわれている。
 
今回のイベントでは、「vGPU*×BIM」「AR・VR×BIM」「世界のBIM事情」「教育・人材×BIM」の4つのテーマでトークセッションを開催を予定。

それぞれの分野のプロフェッショナルより、BIMに関する最新情報をご紹介いたします。

「AR・VR×BIM」では、ゲストプレゼンターとして、日本のみならず世界からも大きな注目を集めるクリエイター集団「ライゾマティクス」で代表を務める齋藤精一氏が登壇することも決定。

更に「世界のBIM事情」では、台湾の大手ゼネコン「建国工程」のグループ企業でBIMを専門とする技術者集団「衛武資訊股份有限公司」の代表を務める李孟崇(Mark Lee)氏が登壇し、台湾大学との取り組みや、最新テクノロジーによる建設プロジェクトについての紹介もあるという。

イベント当日は、BIMを支えるITテクノロジーを持つ企業7社もブースを出展いたします。ゼネコンや設計事務所にお勤めの方から建築関連の学校関係者、建築学科で勉強中の学生まで、建築・建設業界に携わる方であれば、誰でも参加できる。

▼詳細・お申し込み
https://www.paper-less-studio.net/doar2017.php
 
 
■「DoAR2017 ~最先端技術で創造する建築と都市と未来~」 概要

・日時
2017年3月1日(水) 10:00~18:00 (開場:9:30~)
 
・場所
株式会社クリーク・アンド・リバー社 本社2階ホール
〒102-0083 東京都千代田区麹町2-10-9
http://www.creativevillage.ne.jp/access_map#maptokyo
 
・セッション
(1)10:00~11:30 vGPU×BIM
(2)13:00~14:30 AR・VR×BIM
(3)14:30~16:30 世界のBIM事情
(4)16:30~18:00 教育・人材×BIM
  
・各セッションのファシリテーター/ゲストプレゼンター
(1)勝目高行(ペーパレススタジオジャパン株式会社)
(2)廣瀬大祐(アーキコンプレックス一級建築士事務所)/齋藤精一(株式会社ライゾマティクス)
(3)李孟崇(Mark Lee、衛武資訊股份有限公司)
(4)大槻成弘(株式会社SEEZ)/根本 毅 (日本工学院八王子専門学校)/重村珠穂(株式会社アルゴリズムデザインラボラトリ)/安井謙介(株式会社日建設計)/網元順也(株式会社佐藤総合計画)
 
・定員
400名(各セッション100名ずつ、入れ替え制)
 
・参加費
無料
 
・協賛・参加企業(順不同)
さくらインターネット株式会社
NVIDIA合同会社
NTTデータジェトロニクス株式会社
オートデスク株式会社
デル株式会社
シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社
リバーベッドテクノロジー株式会社
株式会社ブルームノーツ
株式会社ゼンリン
株式会社SEEZ
衛武資訊股份有限公司(台湾)
*各社ブース展示あり(一部を除く)

・詳細・お申し込み
https://www.paper-less-studio.net/doar2017.php