エボラブルアジア、大石会長と吉村社長の資産管理会社が保有株の一部を立会外で売却…東証一部への市場変更の形式基準を満たすため

エボラブルアジア<6191>は、2月16日、主要株主である大石崇徳会長と、吉村英毅社長の資産管理会社である吉村ホールディングスが一部株式を売却したと発表した。両者は合計で発行済株式総数の9.2%に相当する152万7700株を売却した。東証一部への市場変更に向けた株式の流動性の向上が主な目的としている。

同社によると、東京証券取引所第一部における形式要件である流通株式比率の充足を図るために、一定の株式売却が必要な状況で、機関投資家からの需要状況を踏まえて売却したという。売却方法は市場への影響に鑑みブロックトレード(取引所を介さない相対取引)で行った。

なお、今回の売却をもって、東証一部の形式基準のうち流動株式比率の要件を充足したことから、大石崇徳会長と吉村ホールディングスより、最低180日間は株式を売却しない方針であると報告を受けているとのこと。