VR/MR事業を手がけるアイデアクラウド、教育コンテンツ「防災VR」に新しいラインナップ…子供もできる単眼HMDとの組み合わせた内容も


VR/MR事業を手がけるアイデアクラウドは、本日(2月23日)、防災イベントや防災教育などで使える 「防災VR」に3つの新しいラインナップの提供を開始したと発表した。

1月にリリースした「防災VR/火災編」の要素を引き継ぎながら、本格的な防災訓練から、子ども向けの災害疑似体験まで、様々なニーズに対応したパッケージ製品として幅広い用途に対応するという。

同コンテンツは、消化器による擬似的な消火訓練や煙に巻かれるといった状況を、VRを通してシミュレーションをし、緊急時の対応に備えるというもの。

今後は災害「防災VR/地震編」「防災VR/津波編」も製作予定。教育機関に導入しやすくするため、イベントや施設などの導入パッケージの他、エデュケーショナルライセンスでの提供も視野に入れ開発していく、と説明している。
 


■各ラインナップの特徴

1.防災VR


「防災VR / 火災編」は消化器による擬似的な消火訓練を、HTC Viveのリモコンとルームスケールを利用して行う演習・訓練型VRコンテンツ。消化器を持つ、ピンを外す、バルブを持って消化器を握ると行った一連の動作をVR上で行い、準備などが大変な消火訓練を安価に個別に体験できる。
 
 


2.防災VR for Instant 

実際に煙に巻かれるといった体験する機会は少なく、有事の際に初めてという方がほとんどだと思います。「防災VR for Instant / 火災編」では、ルームスケールに対応したHTC Viveを利用することで、実際に煙が充満した部屋から脱出する体験が可能です。前回発表の「防災VR / 火災編」をベースとして、スタート画面・効果音などを追加したバージョンとしてリリース。

動画リンク
https://youtu.be/1eFLRABjMTE

3.防災VR for Kids

「防災VR for Kids / 火災編」では、通常ではありえない教室内で火に巻き込まれるという体験をVRで行い、火災の怖さを改めて学んで頂く啓蒙的なコンテンツ。子どもでも体験できるように、単眼のVRHMDに対応。

動画リンク
https://youtu.be/xO445_-hKao


■防災VRの今後の展開
防災VRは本格的な訓練から、子ども向けの災害疑似体験まであらゆるニーズに対応したパッケージ製品として、その他災害「防災VR/地震編」「防災VR/津波編」も同ラインナップで製作予定です。さらに教育機関に導入しやすくするため、イベントや施設などの導入パッケージの他、エデュケーショナルライセンスでの提供も視野に入れ開発してまいります。

防災VR/火災編
http://ideacloud.tokyo/project/005.php

防災VR/火災編β
http://ideacloud.tokyo/project/003.php

VR事業ウェブページ
http://vr-360.net