任天堂、カートレンタルサービスのマリカーと社長を提訴…不正競争行為と著作権侵害による差止と損害賠償を請求

任天堂<7974>は、この日(2月24日)、株式会社マリカーとその代表取締役に対して、不正競争行為および著作権侵害行為の差止と、そこから生じた損害賠償を訴訟を東京地方裁判所に提起したと発表した。

この訴訟において、任天堂は、マリカーが公道カートのレンタルサービスを提供するにあたって、任天堂の「マリオカート」の略称である「マリカー」という標章をその会社名として用いていることに加え、公道カートを顧客にレンタルする際に「マリオ」などの著名なキャラクターのコスチュームを貸与し、そのコスチュームが写った画像や映像を許諾を得ることなく宣伝・営業に利用するなどしているが、このような行為は当社に対する不正競争行為および著作権侵害行為に該当すると主張している。

同社では「長年の努力により築き上げてきた当社の大切な知的財産を保護するために、今後も継続して断固たる措置を講じていく所存です。」としている。
任天堂株式会社
http://www.nintendo.co.jp/

会社情報

会社名
任天堂株式会社
設立
1947年11月
代表者
代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
決算期
3月
直近業績
売上高1兆6016億円、営業利益5043億円、経常利益6010億円、最終利益4327億円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7974
企業データを見る