ダズル、第三者割当増資で2億円を調達 VRプロダクト分析サービス「AccessiVR」のシステム投資、人材採用、開発体制強化などに充当

ダズルは、本日(3月1日)、夢真ホールディングス(以下、夢真HD)、夢テクノロジー(以下、夢テクノロジー)を引受先とする、総額2億円の第三者割当増資の実施と、VRプロダクト分析サービスである「AccessiVR(アクセシブル)」のクローズドβ版をローンチすると発表した。

調達した資金の用途として、VRプロダクト向け分析サービス「AccessiVR(アクセシブル)」のシステム投資や人材採用など開発体制の強化と、2017年夏に予定する正式版ローンチに向けてのプロモーションを想定、と説明している。

また今回の増資に伴い、新たに監査役、経営顧問を迎えるという。経営顧問には、スカイマークの創業者であり、エアアジア・ジャパンの代表取締役会長である井手氏が務め、経営全般でのバックアップを受けることで経営体制の強化を図るとのこと。

【経営顧問】
井手 隆司(いで たかし)氏
 
略歴
スカイマーク株式会社代表取締役として東証1部に上場を果たす。その後、同社代表取締役を辞任し、エアアジア・ジャパンの代表取締役会長に就任。2017年3月付けで株式会社ダズル経営顧問に就任。

【監査役】
佐藤 義清(さとう のりきよ)氏
 
略歴
慶應義塾大学経済学部を卒業後、株式会社第一勧業銀行(現株式会社みずほ銀行) に入社。株式会社みずほ銀行部長職を経て株式会社夢真ホールディングスに入社。株式会社夢エデュケーション代表取締役など夢真グループ子会社の役員を兼任し、2017年3月付けで株式会社ダズル監査役就任。
 
【監査役】
永山 在郎(ながやま ありろう)氏
 
略歴
慶應義塾大学商学部卒業後、キヤノン株式会社、アップルコンピュータ株式会社プロダクトマネージャー、エレクトロニック・アーツ・ビクター株式会社マーケティング本部本部長、株式会社アクティビジョン・パブリッシング カントリーマネージャを経て株式会社アクロディアに入社し、ソリューション事業部部長兼執行役員を務める。2015年9月に株式会社ダズル監査役に就任。


■VRプロダクト向け分析サービス「AccessiVR」クローズドβローンチ



VRプロダクト向け分析サービス「AccessiVR(アクセシブル)」のクローズドβ版の提供を3月1日より開始する。今回は、クローズドβ版として限定公開となるが、新規の企業にも提供可能とのこと。

アクセシブルは、VRプロダクトの分析と運営サポートサービスを提供する、デベロッパー企業向けのミドルウェアです。正式版のローンチは2017年夏頃を予定している。

プロダクトコンセプトは「VRコンテンツデベロッパーのプロジェクト責任者が、プロダクトを改善し目標を達成することをサポートするためのツール」で、運用計画・実行、データ分析、改善をシームレスにサポートする。

VR特有のデータとして「視点データ」や「インプットデバイス利用データ」などを取得でき、データビジュアライゼーションによって可視化し、理解しやすい形で提供になるという。

対応VRプラットフォームは、Oculus Rift、Gear VR、HTC Viveで、スマートフォン向けVRコンテンツにも対応。ゲームエンジンはクローズドβ版はUnity5に対応し、正式版ではUnreal Engine4へも対応も行う。


■ダズルについて

株式会社ダズルは、VRプロダクト分析サービスの「AccessiVR(アクセシブル)」を軸に、HTCvive向け「ワンマンバーガー」やGearVR向け「Ninja and Princess」など全5タイトルのVRコンテンツをリリース。VR開発のノウハウを蓄積2016年から VR 領域への本格的に参入し、2016年5月には株式会社夢真HDなどから約1.5億円の第三者割当増資を実施。また2017年2月にさらに総額2億円の増資を実施している。

 
■会社概要

会 社 名:株式会社ダズル
本 社:東京都渋谷区千駄ヶ谷5-17-14 MSD20ビル2F
代 表 者:代表取締役CEO 山田 泰央
創 立:2011年
資 本 金:4億1198万円(資本準備金含む)
事 業 概 要:VR(仮想現実)サービスの提供/
          スマートフォンゲームの企画・開発・運用事業/
          受託開発・研究開発事業
VRの企画・開発のご相談:https://dzl.co.jp/virtual_reality