【ゲーム株概況(3/1)】非ゲーム事業拡大への思惑でオルトプラスが大幅反発 サイバーステップは再び騰勢強める シリコンスタジオに利益確定売り

3月1日の東京株式市場では、日経平均株価は続伸し、前日比274.55円高の1万9393.54円で取引を終えた。前場は米トランプ大統領の議会演説への警戒感が強かったものの、その議会演説を波乱なく通過したことで、後場は買い安心感が広がる展開となった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、サイバーステップ<3810>がストップ高するなど再び騰勢を強めたほか、オルトプラス<3672>が大幅反発した。オルトプラスは、前日2月28日にスマートフォンデバイス向けの広告収益化プラットフォーム「in-cad(インキャド)」でアキナジスタのスマートフォンアドプラットフォーム「TAP ONE(タップワン)」の取り扱いを開始すると発表しており、IPタイトルによるゲーム事業の立て直しに加え、非ゲーム事業への事業領域の拡大が進んでいくとの思惑が膨らんでいるもようだ。

ほか、グリー<3632>が連日の昨年来高値更新となり、モブキャスト<3664>やgumi<3903>、ネクソン<3659>、アカツキ<3932>なども買われた。

半面、ドリコム<3793>やモバイルファクトリー<3912>が安く、前日に大幅高したシリコンスタジオ<3907>は利益確定の売り物に押された。



■関連銘柄
株式会社オルトプラス
http://www.altplus.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社オルトプラス
設立
2010年5月
代表者
代表取締役CEO 石井 武
決算期
9月
直近業績
売上高43億8700万円、営業損益5億5600万円の赤字、経常損益5億2200万円の赤字、最終損益4億2000万円の赤字(2023年9月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3672
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