メディアシーク、2Qは売上高1%減、3000万円の最終赤字に転落 通期は増収増益予想を据え置き

メディアシーク<4824>は、3月3日、2017年7月期の第2四半期累計(8~1月)の連結決算を発表、売上高7億300万円(前年同期比1.0%減)、営業利益400万円(同82.2%減)、経常利益1200万円(同83.1%減)、四半期純損益3000万円の赤字(前年同期2300万円の黒字)と最終赤字に転落した。投資有価証券評価損として2000万円を計上したことが利益を圧迫している。
 

各セグメントごとの状況は以下の通り。

①法人事業…売上高5億2000万円(前年同期比0.6%増)、セグメント利益5900万円(同46.3%減)
主に既存クライアントに対するシステムコンサルティングサービスを実施した。

②コンシューマー事業…売上高1億8200万円(同5.4%減)、セグメント利益3800万円(同4.1倍)
各種コンテンツ配信サービスによる売上のほか、スマートフォン向け広告を中心に各種広告配信サービスによる売上を計上した。また、スマートフォン向け無料提供アプリ「バーコードリーダー/アイコニット」は、2016年12月に累計2,300万ダウンロードを達成し、引き続きユーザーを拡大した。

なお、2017年7月期通期の連結業績予想については、従来予想から変更なく、売上高15億6200万円(前期比14.6%増)、営業利益6400万円(同10.3倍)、経常利益9300万円(同46.8%増)、当期純利益5100万円(同10.3%増)の見込み。