東急リバブル、複数の賃貸物件を店頭でVR内見できるシステムを導入 ナーブのVR接客端末を使用


 
東急リバブルは、本日(3月6日)、賃貸物件を探すサービスとして、VR内見システムを3月10日から賃貸仲介の一部店舗に導入すると発表した。

内見が欠かせない物件探しにおいて、複数物件の内見には時間も労力も必要となる。また借主の転勤や入学等の事情から、物件選定の期間に余裕が無いケースも多いのが現状だ。こうした家探しを、より効率的に行えるサービスとして導入を行う。

VR内見システムは、自身の動きに連動し、室内を移動しながら周囲全方向の空間をリアルに閲覧できる。また店頭で複数物件をVR内見して選別し、現地内見をする物件を絞り込むことで、家探しに費やす時間の短縮にも繋がる。

今後は現在の内容に加えて、物件によって昼と夜の室内画像を用意することや、物件紹介図面に添付されたQRコードを読み込むことで、いつでもモバイル端末で、室内のパノラマ画像を閲覧することも可能にする予定だ。

初回導入店舗は青葉台センター、三軒茶屋センター、横浜センターで、順次拡大を予定している。

なお、VR内見システムは、ナーブの端末を使用する。同端末は、接客前の店舗カウンター据え置き時にはデジタルサイネージとして映像を表示しつつ、画面部分を裏返すことで誰でも簡単にVR端末として使える仕組みになっている。
 


 

 

【関連記事】
ナーブ、VRによる接客端末『CREWL』の量産を開始 デジタルサイネージとしても使用可能な独自設計のHMD
 

東急リバブル