電通・博報堂のネット広告売上高、2017年2月は前年同月比15%増 50カ月連続の前年同月比プラスを達成するも伸び率はやや鈍化

広告代理店大手2社の2017年2月のネット広告売上高(月次)は、合計で135億円と前年同月比で15.2%増加した。電通(単体)と博報堂DYホールディングス(博報堂・大広・読売広告社)が発表している月次売上高から、インターネットとモバイル関連メディアの広告売上高を抜き出した。前年同月比で増加したのは50カ月連続で、2ケタ以上の増加率となったのも18カ月連続となる。ただし、伸び率は昨年5月以来となる前年同月比20%割れとなった。

一方、伝統的な4媒体(新聞、雑誌、ラジオ、テレビ)合計の月次売上高は同0.7%減の987億円と1月に続いて1000億円台を割り込んでいる。