LINE、米Intertrustと共同でアプリセキュリティおよびデータプライバシー強化ソリューションの促進を目的とするカンファレンスを日米で開催

LINE<3938>は、Intertrust Technologies(本社:米カリフォルニア州、以下:Intertrust)と共同で、アプリケーションセキュリティおよびデータプライバシー強化ソリューションの促進を目的とするカンファレンス「LINE and Intertrust Security Summit」を開催することを発表した。

LINEは、MAU2億人を超えるコミュニケーションアプリ「LINE」をはじめ、幅広いモバイルアプリ・サービスを提供しており、インターネット事業を行う企業の責任としてユーザー情報の保護を最重要視している。セキュリティ専門組織による各サービスにおける高度な暗号化技術の採用、厳格な内部ポリシーの制定・運用、セキュリティ・プライバシーに関する国際的な外部認証の取得・維持、「LINE」アプリの脆弱性の発見を公募し、報告者に報奨金を支払う「LINE Bug Bounty Program」の実施など、積極的に情報セキュリティの強化に取り組んでいる。

一方、Intertrustは、25年以上の研究実績を有するトラステッド・ディストリビューション・コンピューティング技術の主要プロバイダ。認証サービスや世界をリードするソフトウェア・アプリケーション・セキュリティ技術「whiteCryption」など、セキュアシステム商品として提供している。whiteCryptionのセキュリティ技術は、自動車・ヘルスケア・銀行・金融からエンタテイメント・メディアまで、世界の様々なバーティカル市場でソフトウェアアプリケーションの保護に採用されている。

今回、両社は共同で「LINE and Intertrust Security Summit」を開催する。本カンファレンスでは「Exploring Technologies for Trusted Apps and Services」というテーマのもと、東京とシリコンバレーにサイエンティストや業界ソートリーダーが一堂に会して、モバイルやIoTが直面するセキュリティおよびプライバシー保護に関わる最先端の研究、技術トレンド、サービス事例などについて討議することを目的としている。両社は、AI、IoT、Roboticsといったテクノロジーが支える未来型インフラにおいて、信頼あるエンドポイント(Trusted End-point)および信頼あるサービス(Trusted Service)の実現を重要課題の1つであるという共通認識に立ち、本カンファレンスにて最新トレンドの共有と議論の場を提供することを狙いとしている。

第1回目となる「LINE and Intertrust Security Summit: Spring 2017 Tokyo」は2017年5月17日に東京で開催する予定。第2回は今年秋にシリコンバレーでの開催を予定しており、日時は後日あらためて発表する。なお、本カンファレンスは事前登録制となっており、多数の受賞歴を持つコンピューターサイエンティスト、セキュリティ分野の著名研究者など、日米の著名スピーカーを招く予定だ。
LINE株式会社
http://linecorp.com/

会社情報

会社名
LINE株式会社
設立
2019年12月
代表者
代表取締役社長 出澤 剛/代表取締役 慎 ジュンホ
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