神田技研と三笠保存会、博物館展示作品『バーチャルリアリティ日本海海戦』の開発を発表 「東郷ターン」を体感


神田技研と三笠保存会は、ハイエンド没入型バーチャルリアリティ装置で動作する博物館展示作品「バーチャルリアリティ日本海海戦」(以下、VR日本海海戦)の開発を発表した。『VR日本海海戦』は記念艦三笠で2017年ゴールデンウィークより公開し、常設展示の予定だ。

『VR日本海海戦』では、プレイヤーは日露戦争で活躍した戦艦三笠に乗り込み、東郷平八郎や秋山真之と同じ視点で、大海原においてバルチック艦隊と雌雄を決する歴史的瞬間を追体験することができるという内容だ。

神田技研が制作し大きな話題を呼んだ『VR戦艦大和』で培った技術を用い、明治時代にタイムスリップしたかのような世界を再現を行う。また、国の委託を受け、日露戦争に勝利した象徴として保存された記念艦「三笠」の管理を行っている三笠保存会のプロデュース・歴史監修のもと史実に忠実な内容を目指す。

書籍や映像ではわからなかった、日本海海戦の経緯や明治日本人の敢闘を体験的に理解できる作品にしていく、と説明している。
 

▲戦艦三笠艦橋 


▲東郷平八郎 
 
 
 

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