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App Annie、16-21年のアプリ市場予測を発表…世界市場は中国がけん引し2021年に15.5兆円規模に、日本は2.3兆円で世界第3位をキープ

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App Annieは、世界のアプリ市場の収益額について、中国がけん引し、2016年の618億ドル(約6兆8820億円)から2021年に1391億ドル(約15兆5000億円)になるとの見通しを示した。また2017年にAndroidのストア収益がiOSを追い抜くとぃう。同社は、3月30日、アプリ市場の今後5年間の成長予測をまとめた『App Annie市場予測2016-2021』を公開しており、無料で閲覧することができる。


調査資料の概要は以下のとおり(プレスリリースより抜粋)。
 
■2017年にAndroidがストア収益でiOSを追い抜く:新興国のスマートフォン普及が好影響
■成熟市場である上位5カ国が収益の8割以上を占有:日本は210億ドル(約2兆3385億円)で世界第3位をキープ
■アプリ市場を牽引する中国:アプリストア支出額は2021年も世界をリードする見込み
■次なる注目市場インド、 ダウンロード数は年28%ペースで成長見込み:ただし購買力の弱さによりアプリストア収益の可能性は限定的


 
■モバイルアプリ収益は2021年に1391億ドルを突破見込み:APACが引き続き最大の市場に

世界の全アプリストアを合計したダウンロード数は今後、 年20%近いペースで増大し、 2021年には3520億件に達すると予想されます。 一方、 世界の収益額は年18%の成長率で、 2021年には1391億ドル(約15兆5000億円)に達する見通しです。

アプリストアは大きな成長を遂げていますが、 ストア収益はアプリ市場の一部にすぎません。 これと並行するように、 アプリ内広告やMコマースの収益が急増を続けています。 

APACは2021年まで引き続きダウンロード数、 収益ともに最大の地域となるでしょう。 その先頭に立つのは中国ですが、 日本もデバイスあたりの収益が105ドル近くあり、 今でも最も収益の大きい市場の1つです。 ダウンロード数の伸びはインドの成長によりもたらされます。 
 


 
■2017年にAndroidがストア収益でiOSを追い抜く:新興国のスマートフォン普及が好影響 

モバイルアプリストアの売上状況に変化が訪れています。 iOS App Storeの売上は、 単独のアプリストアとしては収益トップの座を維持し続け、 2021年の消費者支出総額が600億ドル(約6兆6815億円)を超える見通しです。 これは、 比較的購買力のあるAppleの顧客基盤によって、 デバイスあたりの収益が伸びるためです。 

一方、 Google PlayとサードパーティのAndroidストアは、 ダウンロード数が年23%のペースで増え、 2021年には2999億件に達すると予想されます。 成長の背景にはインド、 メキシコ、 ブラジル、 インドネシアをはじめとする新興市場でのスマートフォンとアプリの普及拡大があります。 結果として、 このスマートフォンの普及がユーザー層の購買力の低さをカバーし、 2017年にはGoogle PlayとサードパーティのAndroidストアを合計した収益額はiOSを追い抜くとみられます。 
 


 
■アプリ収益は成熟市場である上位5カ国が8割以上を占める:日本は世界第3位をキープ 

アプリストアにおけるダウンロード数は、 収益に比べて国ごとの差がはるかに小さくなっています。 2016年には、 全世界のダウンロード数の54%を上位5カ国が占めています。 2021年にかけて他の国のダウンロード数が大きく成長しますが、 中国とインドも大きく伸びるため、 この割合は2021年まで大きく変わらない見込みです。 

一方、 2016年の世界の収益額において、 上位5カ国が占める割合は75%にも達しました。 そして2021年には、 この比率が85%に拡大すると予想されます。 これは、 中国を筆頭に、 米国、 日本、 韓国といった成熟市場の既存ユーザーが、 ゲームやサブスクリプションへの消費をさらに増やすためです。 

アプリ内課金でマネタイズをするパブリッシャーは、 成長戦略を立てる上で、 この割合を意識しながら成熟市場への投資を続けていくことがカギとなるでしょう。 
 


 
■非ゲームアプリのサブスクリプション(月額課金型)収益は年平均成長率25%見込み:サブスクリプションモデルへの投資増加に勝機 

2016年、 Androidアプリの利用時間全体に占めるゲームの割合は11%、 ダウンロード数全体に占める割合は39%でした。 これに対し、 ストア経由の消費者支出額に占めるゲームの割合は81%にのぼりました。 

非ゲームアプリの多くは、 広告やコマースをマネタイズの手段としており、 これらのチャネルを通じた収益額はさらに大きなものです。 ただし、 ストリーミングやニュース、 マッチング系などのアプリがアプリ内サブスクリプションを通じて上げている収益は、 アプリストアの収益チャネルを経由したものです。 

今後はサブスクリプション収益が、 ゲームのアプリ内課金を上回る年間25%のペースで成長し、 2021年には338億ドルに達すると予想されます。 メディア、 ニュース、 マッチング業界のパブリッシャーは、 サブスクリプションモデルへの投資を増やしましょう。
 


 
■市場牽引役として台頭する中国:アプリストア支出額は2021年も世界首位予測 

モバイルアプリ市場の成長が加速するのは中国です。 中国ではモバイルアプリストア支出額が2016年から世界トップを維持し続け、 2021年には560億ドル(約6兆2360億円)を突破する見通しです。 

同国では内陸部へのスマートフォン普及が今後更に進むとされ、 ダウンロード数が年19%のペースで増加が予想されるほか、 消費者支出は年24%のペースで増加すると予測しています。 中国の購買力は、 日本やアメリカなどの成熟市場ほど高くはないものの、 ほかの新興市場を大きく上回っています。 また、 ゲームをはじめとするエンターテインメントへの支出が大きいという文化的背景も追い風の一つとなっています。

高い購買力に文化的な要因が合わさり、 2021年には中国が、 モバイルアプリストアの消費者支出で41%もの割合を占めるとみられます。 特にゲームとエンターテインメントの分野で中国進出を考えているアプリパブリッシャーは、 欧米と中国の大きな文化の違いを乗り越えるため、 ローカリゼーションと提携に力を入れましょう。 
 


 
■インドはスマートフォン普及でダウンロード数が3.5倍となるも、 購買力が弱くアプリストア収益の成長は限定的 

インドでは、 今後5年間でスマートフォンの普及が目覚ましく拡大しそうです。 その結果、 アプリストアのダウンロード数は年28%のペースで増大し、 2021年には約230億件近くに達する見込みです。

現在のスマートフォン普及率から考えると、 インドはまだアプリストアの収益が本格的に増加する状況にありません。 アプリストア支出は年75%のペースで増大し、 2012年には21億ドル(約2338億円)に達するとみられますが、 全世界のアプリストア支出に占めるシェアは2%以下にとどまるでしょう。 インドは成熟市場と比べて購買力が著しく低いうえに、 ゲームやエンターテインメントへの支出よりも節約を好む文化が追い打ちをかける形となっています。 

2017年には、 インドでモバイルゲームのダウンロード数が111%増加する見込みですが、 世界の消費者支出額に占める割合は1%に満たないと見られます。 インドの潜在力は高いものの、 ゲーム開発者がインド市場で成功するには、 広告などほかのマネタイズモデルの検討が必要になるとApp Annieでは予測しています。 
 



 

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