技術評論社、VRエンジニア養成読本を4月11日に発売 

技術評論社は、4月11日にVRエンジニア養成読本を発売する。

VRアプリの開発をしたい人、今開発に取り組んでいる人までを対象に、ヘッドマウントディスプレイなどの最新のデバイスを使ったVRをとりまく現状や、開発エンジンであるUnity によるVR アプリ開発の基本。

その他、インタラクティブなアプリ開発のための視線追跡、ユーザ体験を引き出す空間設計まで、実践も踏まえた内容となる。

執筆者には、桜花一門の高橋建滋氏と山本晋平氏、VRE Researchの森山 弘樹氏、シージャイルの島田侑治氏など、その他様々なプロフェッショナルなメンバーによって執筆されている。

■著者プロフィール

・山本晋平(やまもとしんぺい)
「株式会社桜花一門所属。VRに魅せられて新卒で入社した企業を数か月で辞め,VR業界に飛び込む。今までに数百のVRコンテンツを体験してきた経験を生かし,VRプランナーとしてコンテンツ作成を行っている。また,VRコンテンツの個人開発も行っている。

・ようてん(youten)
SIer・組み込み系の会社で1x年働いたのち,春からは自由の旅に出ている(予定)。強いて言えばAndroidがメインの守備範囲で,VRとWebについてあらためて修行中。ほぼ無計画の休暇予定のため,遊びに行ってもいい会社様とか面白い話とかお誘いいただけると喜びます。

・そむにうむ@森山 弘樹(もりやまひろき)
VRE Research株式会社代表取締役,バンタンゲームアカデミー大阪校講師。
現在はUnityによる3DCGゲームキャラクターモデルのフルカラー3Dプリント向け変換ツールを独自開発し,その機能をVR/MRにつなげる予定である。
ブログ:ボクセルポリゴンな日々
Entyブログ:https://enty.jp/somnium

・高橋建滋・桜花一門(たかはしけんじ・おうかいちもん)
日本で最初にVRで独立した男。桜花一門のペンネームでVR関連書籍の執筆やVRの布教活動などを行っている。
現在は株式会社桜花一門を設立し,VR専用ゲームの製作中。2017年夏発売予定。

・中地功貴(なかじこうき)
株式会社サイバーエージェント所属。ゲームエンジニア。中学生の時にiPhone 3Gを手にいれたことをきっかけにUXの魅力に触れ,大学では自らがUX設計をできるゲーム開発にのめり込む。2015年,Oculus Rift DK2に触れた折に感銘を受け,VRの開発も始める。臨死体験ができる『VR通勤電車』など,VRを用いた新たな体験を模索している。

・森雅希(もりまさき)
名古屋工業大学修士課程1年次在籍。大学入学時からゲーム開発に興味を持ち,ゲームプログラミングからデザイン,サウンドといった幅広く活動を行う。最近は音声対話を題材とした研究を行っており,VRやIoTを組み合わせたマルチモーダルな音声対話システムを模索している。

・津田裕之(つだひろゆき)
認知心理学の研究をしており,専門は人間の視覚能力や記憶能力。最近はVRに興味があり,仮想空間をさまよわせることでその人の空間認識能力を計測する実験を行うなど,VRを利用した心理実験に大きな可能性を感じている。VR技術を発展・普及させるためにはユーザーの心理的な側面を理解することが不可欠だと考えており,VRと心理について今後さらに研究を進めていきたいと思っている。

・島田侑治@ゆーじ(しまだゆうじ)
VR/AR/MRエンジニア兼システムエンジニア兼フォトグラファー。シージャイル株式会社 VR室 室長。
銀行や保険の金融系から,教育や流通,通信などのインフラ系といった様々な業界のシステム開発に10年以上携わる。Wave1組
Microsoft MVP Windows Development

・西田竜太(にしだりょうた)
『超時空要塞マクロスVO』,『大乱闘スマッシュブラザーズX』などさまざまなゲームの企画・開発に携わる。著書に『遊んで作るスマホゲームプログラミング』,『遊んで学ぶ はじめてのプログラミング 〜Processingの魔法学校〜』(秀和システム)がある。
VRデモ「VR Walk & More」,「Unicessing」の作者。いつも何か作って遊んでいる。

*敬称略
 

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