フォントワークス、大日本印刷とオリジナル書体「秀英体」のライセンス提供で合意 年間定額制フォントサービス「LETS」の新書体にも7月より追加


フォントワークスは、大日本印刷<7912>(以下「DNP」)とオリジナル書体「秀英体」のライセンス提供に合意した。これにより、フォントワークスでは、機器などへの組込みフォントとしての販売を開始するとともに、2017年7月より、フォントワークスの年間定額制フォントサービス「LETS」の新書体として「秀英明朝」など「秀英体」1書体の提供を開始予定だ。

(以下、プレスリリースより)

■提供フォント:17書体
・秀英明朝L(細)
・秀英明朝M(中太)
・秀英明朝B(太)
・秀英初号明朝
・秀英横太明朝M(中太)
・秀英横太明朝B(太)
・秀英アンチック
・秀英四号かな
・秀英四号太かな
・秀英角ゴシック金L(細)
・秀英角ゴシック金M(中太)
・秀英角ゴシック金B(太)
・秀英角ゴシック銀L(細)
・秀英角ゴシック銀M(中太)
・秀英角ゴシック銀B(太)
・秀英丸ゴシックL(細)
・秀英丸ゴシックB(太)

●文字セット:Adobe-Japan1-3(9,354字)
※秀英明朝L、 秀英明朝M、 秀英明朝Bの3書体はAdobe-Japan1-6(23,058字)
※詳細は以下のWeb サイトをご覧ください。 
http://www.dnp.co.jp/shueitai/

◇「秀英体」とは?
秀英体はDNPが明治時代から開発を続けているオリジナルの書体です。
優美でしなやかな線画を持ち、美しく読みやすい書体として多くの書籍や辞典に使われるなど、編集者やデザイナーだけでなく 読者からも親しまれています。2006年から「秀英体」のリニューアル事業「平成の大改刻」に取り組み、2009年からはDTP(Desk Top Publishing)環境のほか、電子書籍ビューアーやワープロソフトなどにも使用されています。

◇年間定額制フォントサービス「LETS」について
https://lets-site.jp/
2002年、フォントワークスが日本で初めて開始した年間定額制フォントサービスです。フラグシップの「筑紫書体」シリーズをはじめとする高品位でバラエティに富んだ和文フォントと、欧文、繁体字/簡体字、ハングルの豊富なラインナップ、明確で安心な使用許諾範囲など、現代のニーズに応えたサービス展開によって、印刷・出版はもとより、映画、放送などにおける映像制作、電子書籍やゲーム、アプリなどデジタル分野でも広く使われています。