MCJ、中期経営計画でVR領域への展開を強化…ハードウェアだけでなくコンテンツ・サービス分野にも注力

MCJ<6670>は、2月25日に実施した個人投資家向け説明会で、2019年度を最終年度とする中期経営計画において、VR領域を拡充していくことを改めて示した。

具体的には、取扱製品拡充の一環として、マウスコンピュータでVR製品と開発向けパソコンを強化するほか、ユニットコムはヘッドマウントディスプレイ(HMD)の販売を強化していくという。

また従来のようにハードウェアだけでなく、コンテンツ・サービスも強化している。この一環として、昨年11月にVRコンテンツを開発する桜花一門に出資するとともに、VRイベントへの協賛・PC提供を行っているとのこと。

国内のパソコン市場が軟調に推移する中、市場シェアを伸ばし、2017年3月期は営業利益70億円との過去最高益を見込んでいる同社だが、中長期的な成長に向けた投資も活発に行っている。