福井コンピュータHD、「省エネ」「耐震」「VR」 がキーワードの3D建築CADシステム『ARCHITRENDアーキトレンド ZEROゼロ Ver.4』を発売

福井コンピュータホールディングスの連結子会社である福井コンピュータアーキテクトは、住宅業界関心のキーワード「省エネ」×「耐震」×「VR」に対応した、ビルダー・工務店の営業力強化を支援する、3D建築CADシステム「ARCHITREND ZERO Ver.4」7月に発売すると発表した。

昨今の住宅の一次取得層の世代の特徴として、「自分の価値判断を基準とした住宅選び」、「価格にシビア」、「エコへの関心が高い」など、趣味嗜好や住宅に対する考え方が数年前の 30 代との変化に対応し、受注力アップを支援するため、省エネ、耐震、性能の向上を施主に分かりやすく訴求できる「ARCHITREND ZERO Ver.4」を発売を行う、と説明している。
 
新バージョンの主な内容

① 設計したプランから外皮性能計算一次エネルギー消費量の算出、提案資料・各種申請書の作成までがワンストップで可能!施主に対する省エネ性能の説明や、ZEH・平成 28 年省エネ基準への対応の大幅な効率化が図れます。



・ 外皮性能計算では、「3D カタログ.com(建材・設備と住まいの 3D シミュレーションサイト)※」と連携して実際に流通しているメーカー製品の性能値で効率的に計算できる。
※「3D カタログ.com」は福井コンピュータドットコム株式会社が運営する WEB サービスです

② 施主が気になる省エネ住宅の性能・コストを「見える化」し、これからの最適なライフスタイルの提案を可能に!(※新発売オプションプログラム)
 

・ 設計プランについて、省エネ性能を平成 28 年基準仕様、高断熱仕様、標準仕様と変更して、一次エネルギー消費量やコストの比較提示が行えるので、自社の省エネ性能を分かりやすく説明できる。

③ 直下率チェック、建物チェック、WallStat※への連携などでプランニング段階から構造を見据えた設計を実現するとともに耐震性の「見える化」で、施主納得の安心・安全な家づくりを支援

※ WallStat とは、木造軸組構法住宅を対象とする Web サイトからダウンロードして使用する、無料の木造住宅倒壊解析ソフトウェア(国土技術政策総合研究所)

④ リアルな空間体験、没入感を追求したバーチャル空間体感システム「ARCHITREND VR Ver.2」を同日リリース。アクティブな VR 体験で住空間のさらなる「見える化」を実現している。 
 

話題の VR に対応した「ARCHITREND VR」では、ARCHITREND ZERO の設計プランを疑似体験可能で、設備の使い勝手や室内空間の広さなどを実際にその空間に立っているような圧倒的な没入感で空間体験できます。

新バージョンでは、アクティブな VR 体験を実現し、VR 上でドアやサッシ開閉、照明ON/OFFが可能となり、実生活での使い勝手をイメージしながら確認できます。また「3D カタログ.com」と合わせて活用することで、VR 上でフローリングやキッチンなどの仕様をコーディネートでき、よりリアリティのある住空間の提案が可能となる。

⑤ 「3D カタログ.com」スマートフォン・タブレット対応(2017 年夏頃対応予定)

・建材・設備と住まいの 3D シミュレーションサイト「3D カタログ.com」(https://www.3cata.com)がスマートフォン・タブレットに対応

・工務店・ビルダーはもとより、施主などの一般消費者に至るまで、より手軽に“3D”を活用した住まいの提案・検討が可能になります。