360Channel、熊本地震から1年 復興に取り組み人たちの姿を映したVRドキュメンタリーを配信開始


360Channelは、震災発生から1年となる熊本をテーマにしたVR動画の配信開始を行った。

震災発生から約10日後の熊本県内各地を360度カメラで取材を行っており、今回、震災から約1年となる今年3月末に再び同じ場所を訪れ、撮影を行っている。

大規模な土砂崩れが起きて景観が一変した南阿蘇村。壊滅的な被害を受けた益城町、西原村。阿蘇神社や熊本城など古くから熊本の人々に親しまれてきた文化財。震災直後と現在のVR動画を通して“この1年間で変わったこと” “これから変わっていくこと” などを見つめる映像になっていると、説明している。
 
今回配信する動画は「震災からの1年 阿蘇神社」「震災からの1年 西原村・益城町」「がまだせ熊本!」の3本となる。


■【震災からの1年 阿蘇神社】
 

「震災からの1年 阿蘇神社」では被災した阿蘇神社を支援しようと、復旧の過程を映像におさめ動画投稿サイトで発信している映像作家・中島昌彦(なかしままさひこ)さんを取材している。阿蘇神社は国の重要文化財などが全壊し、復旧までおよそ6年という年月と17億円かかると言われているが、中島さんの動画が1回再生されると0.1円が寄付されるという仕組みになっている。


■【震災からの1年 西原村・益城町】
 

「震災からの1年 西原村・益城町」では西原村の坂田(さかた)まゆみさんと益城町で活動するボランティア・松岡亮太(まつおかりょうた)さんを取材している。西原村は壊滅的な被害を受け、多くの人が仮設住宅に移り住んでいる。

坂田さんはその中で新たにお店をオープンする道を選んだ。松岡さんは、“震災から1年が経つ中で物資を配るのは被災者の自立を妨げる”という考え方が周囲にある中で、現在も物資の配布を継続しています。なぜ二人はその選択をしたのか、特別な思いを取材した。

■【がまだせ熊本!】
 

「がまだせ熊本!」では、南阿蘇村出身で熊本弁の歌詞で曲作りをするシンガー・タイチジャングルさんが登場する。

東京を本拠地として活動し、震災発生の半年前に地元のサッカーチームであるロアッソ熊本(J2リーグ)の応援歌「がまだせロアッソ!」を作った。

選手を励ますために作った曲でしたが、震災後は選手だけでなく熊本全体を元気にしようと何度も熊本に通い歌っている。今回、3月末にロアッソ熊本のスタジアムの外で行われたライブを撮影した。

タイチジャングルさんと熊本の人たちが一体となって歌う「がまだせロアッソ!」とともに、熊本県内各地の震災直後・現在の映像をお送りする。

震災の爪痕が今も残る場所は沢山あります。その中で熊本の人たちは前を向いて歩んでいる。


また今回はナレーションも熊本にゆかりのある方に担当していただきました。
熊本県出身の声優・古川慎さんの語りでお送りします。
【主な出演作】
テレビアニメ「ワンパンマン」(サイタマ役)、「orange」(須和弘人役)、「将国のアルタイル」(ザガノス役)


【チャンネルおよび動画概要】
<ドキュメンタリー>
■チャンネル:『VR 熊本地震 震災からの1年』
■内容 :熊本地震から約1年後となる2017年3月、熊本県内各地を360度カメラで取材しました。震災直後から熊本はどのように変わったのか?そして復興に向け、日々それぞれの活動に取り組む人達の姿を追いました。
■動画 :震災からの1年 阿蘇神社
                    震災からの1年 西原村・益城町
                    がまだせ熊本!
■チャンネルURL:https://www.360ch.tv/channel/59

 
■360Channel
 
『360Channel』の視聴は、スマートフォンから専用のアプリケーションをダウンロードすることで無料で視聴が可能だ。その他PCやスマートフォンのブラウザからも閲覧できる。もちろん専用のVRヘッドマウントディスプレイがあれば、より深くその世界に浸ることができるだろう。
*スマートフォンでの視聴の場合、アプリケーションの方がより高品質での動画再生が可能だ。
 

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設立
2015年11月
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代表取締役社長 小松 恵司
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