みずほフィナンシャルグループと富士通、VRを使ったショッピングと決済・資産管理などの実証実験を実施

みずほフィナンシャルグループ<8411>(以下、みずほ)と富士通<6702>は、VR技術を活用した購買体験の向上と購買行動に付帯する金融サービスの提供を目的として、zSpace端末を用いた実証実験を開始したと発表した。

みずほと富士通は、VR活用により商品の断面などを立体的に確認することができる新たな購買手法や、購買行動に付帯する金融サービスを体験するデモコンテンツを製作し、VRを活用したサービスの汎用性について仮説検証を行っている。

デモコンテンツは、みずほ銀行八重洲口支店FinTechコーナーにて、4月17日から同6月30日(予定)まで展示し、実際に体験ができる。

実証実験で得たノウハウを踏まえ、事業化に向けた開発や各種業務へ横展開する取り組みを進め、VR業界を含めた様々な企業との協業や他の先進技術取り込みも視野に、VR活用の潜在ニーズの掘り起こしと、効果的な活用方法の研究を行っていく、と説明している。


■仮説検証のツールとして、製作したコンテンツは以下の通り

・VR仕様のECサイトにおける購買及び購買行動に付帯する金融サービス(決済、資産管理等)を体験できる、zSpace端末で動作するデモコンテンツ
・上記コンテンツが実現された未来の生活シーンを描いたショートムービー

これらのコンテンツ製作にあたり、<みずほ>からは金融知見、富士通からは、技術的知見を持ち寄るとともに、リアルな購買体験を追求するため、実在する商品の情報提供およびECサイトイメージのアドバイザーとしてイセタンサローネメンズにご協力いただいております。