NVIDIA、GTC2017でNASAやマクラーレンなどのVR活用事例を紹介


 
NVIDIAは、5月8~11日にカリフォルニア州サンノゼのコンベンションセンターで開催されるGPU テクノロジ カンファレンスにおいて、アメリカの航空機・宇宙船の開発製造会社Lockheed、英国のスーパーカーメーカーのマクラーレン、NASA、Ubisoft などの VR活用事例を紹介する。
 
疾風のごとく駆け抜ける2シーターのスーパーカーや、先端技術を結集した軍艦、プレイヤーが『スタートレック』の宇宙船「エンタープライズ号」内へと転送される仮想世界において、VR はすべてを生み出すうえで欠かせないツールとなった。
 
GTC2017ではVR や AR に特化した 20 を超えるセッションを用意しており、 NVIDIA の名誉リサーチサイエンティストであるモーガン・マグワイアが、業界の現状について話す他、防衛、ゲーム、航空宇宙などの業界に従事する VR や AR のさまざまな専門家に、各分野での実体験を紹介していく。
 
また、カンファレンスの VR Village では、各種の魅力的なデモを見ることも可能だ。
 
■開催セッション一例

Lockheed Martin の Rotary and Mission Systems は、基幹システムに関するトークセッション。レーダーシステムやサポートシステムを最新の戦闘マシンに統合します。Lockheed が製造を始める前にOpenGLCUDAOptiXIray などの GPU テクノロジを使って設計を最適化した方法を語る。

McLaren Automotive が開発したモバイル AR アプリを使用すると、モータースポーツ ファンが、同社でのスーパーカーの設計過程をあらゆる側面から探ることができる。
McLaren のベテラン社員であるマーク・ロバーツ (Mark Roberts) 氏が、「Beyond Games: How Unreal Engine is Putting the Reality into Virtual Reality (ゲームのその先へ: Unreal Engine はいかにして現実を仮想現実に持ち込むのか)」と題した Epic のパネル ディスカッションに、業界指導者の面々とともに参加する。

・米国の宇宙飛行士の宇宙に向けた次のステップのいくつかには、仮想現実が取り入れられる予定だ。NASA は、市販のゲームエンジンとコンシューマーグレードの VR テクノロジーを、ジョンソン宇宙センターのハイブリッド リアリティ トレーニング システムに利用している。

このシステムには、百万個規模のポリゴン CAD モデルのシミュレーションと、3D プリンターによる低コストでのツールや制御面のモックアップ作成が組み込まれている。

・『Star Trek: Bridge Crew』のローンチに先駆けて、Ubisoft のデジタルパブリッシング部門担当バイス プレジデントであるクリス・アーリー (Chris Early) 氏には、Ubisoft の VR タイトルである『Eagle Flight』、『Werewolves Within』、『Star Trek: Bridge Crew』から得た教訓、プレイヤーの動きに関する洞察、ゲームプレイの設計に関するヒントなどについて語る。

GTC の VR/AR トラック参加登録はこちらから。

 

NVIDIA BLOG

NVIDIA

会社情報

会社名
NVIDIA
企業データを見る