Google、返金処理を行ったユーザーリストが取得できるAPIを公開…返金の不正利用防止に利用可能

Googleは、4月24日、開発者向けのブログで、「Google Play での返金についての新しい API とポリシーのお知らせ」と題する記事を投稿し、新たに提供を開始した「Voided Purchases API」を紹介した。

アプリ開発会社は、このAPIを使うことで、アプリ内やゲーム内での購入のうち、なんらかの理由で返金された取引のリストを得ることができるという。

このリストは、ユーザーがGoogle Play上で行った返金や、Google のサポート窓口に依頼して行った返金、デベロッパーのサポート窓口に依頼して行った返金、クレジットカード会社のサポート窓口に依頼して行った返金などが含まれるとのこと。

このリストを活用することによって、開発会社は、ユーザーに一度提供したゲーム内アイテムの取り消しを行なうことも可能になり、一部のユーザーによる返金の不正利用を予防することができる。

同記事では、このほか、Google Play デベロッパー販売 / 配布契約の更新や、デベロッパーの連絡先表示に関する注意喚起も行われている。



「Google Play での返金についての新しい API とポリシーのお知らせ」
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