【ゲーム関連企業の決算まとめ(速報版)】1~3月期決算を発表した主なゲーム関連企業37社

2017年3月に四半期・期末を迎えたゲーム関連企業の決算発表を一覧としてまとめた。並び方は50音順となっている。決算発表の詳細は、その企業の決算短信や決算説明会資料などを参照してほしい。

なお、決算期恒例のまとめ記事はあらためて後日掲載する予定だ。
 

■アエリア、通期予想を大幅増額


アエリア<3758>は、5月9日、2017年12月期通期の連結業績予想の上方修正を発表、売上高は従来予想67億円から91億円(増減率35.8%増)、営業利益は同6億円から17億円(同2.8倍)、経常利益は同7億円から18億円(同2.5倍)、当期純利益は同5億円から12億円(同2.4倍)といずれも大幅に上ブレる見通しとなった。

また、同日発表した第1四半期(1~3月)の連結決算は、売上高22億6900万円(前年同期比58.1%増)、営業利益4億3600万円(前年同期3400万円の赤字)、経常利益4億2700万円(前年同期比10.2倍)、四半期純利益2億2900万円(前年同期1600万円の赤字)となった。
 

■アカツキ、『ドッカンバトル』が業績けん引


アカツキ<3932>は、5月11日、2017年3月期の連結決算を発表し、売上高115億円(前の期比93.9%増)、営業利益47億円(同121.3%増)、経常利益46億円(同133.1%増)、最終利益32億円(同195.9%増)だった。2月に業績予想の上方修正を行ったが、その予想をさらに上回った。

第4四半期(1-3月)の業績を見ると、売上高が前四半期比21.3%増の39億0600万円、営業利益が14.4%増の15億9300万円だった。2017年3月期以降、QonQでの高い成長が続いており、第4四半期も過去最高となった。売上高と営業利益の推移を見ると、右肩上がりで伸びていることが確認できる。『ドラゴンボールZドッカンバトル』が寄与したものとみられる。
 
 

■アクセルマーク、『ワクサガ』ユーザー一時現象で苦戦


アクセルマーク<3624>は、5月1日、2017年9月期の第2四半期累計(10~3月)の連結決算を発表、売上高19億5700万円(前年同期比55.7%増)、営業損益2000万円の赤字(前年同期8100万円の赤字)、経常損益2300万円の赤字(同8400万円の赤字)、四半期純損益3100万円の赤字(同8500万円の赤字)となった。

なお、同社は2017年9月通期の業績予想は非開示とし、第3四半期の業績予想のみを開示。第3四半期累計は売上高27億1900万円(前年同期比64.9%増)、営業損益1億3900万円の赤字、経常損益1億4500万円赤字、四半期純損益1億540万円の見込み。
 
 

■イグニス、研究開発費や広告宣伝費が先行


イグニス<3689>は、5月12日、2017年9月期の第2四半期(10~3月)の連結決算を発表、売上高28億2800万円(前年同期比8.3%増)、営業利益1億9500万円(同76.8%減)、経常利益1億8400万円(同78.0%減)、四半期純利益9100万円(同89.7%減)と増収ながらも大幅な減益となった。

なお、2017年9月期通期の連結業績予想は、合理的な業績予想の算定が困難であるため、通期の売上高予想のみを開示。従来予想から変更なく、売上高60億円(前期比7.4%増)を見込んでいる。
 
 

■Aiming、『ログレス』反動減で売上減少


Aiming<3911>は、4月28日、第1四半期(17年1~3月)の連結決算を発表し、売上高20億5800万円(前年同期比13.1%減)、営業損益1億3400万円の赤字(同3億2600万円の黒字)、経常損益1億2700万円の赤字(同3億3500万円の黒字)、最終損益1億2900万円の赤字(同2億1500万円の黒字)だった。

前四半期との比較では、売上高が前四半期比で24.8%減、営業損益、経常損益、最終損益はそれぞれ黒字から前述のような数字となった。

第2四半期累計(2017年1~6月)の業績は、売上高40億7800万円(前年同期比6.9%減)、営業損益5億8900万円の赤字、経常損益5億9100万円の赤字、最終損益5億9400万円の赤字を見込む。
 
 

■エクストリーム、受託開発サービスでスマホ向け案件拡大


エクストリーム<6033>は、5月12日、2017年3月期の連結決算を発表、売上高32億8900万円(前々期比36.9%増)、営業利益4億3600万円(同2.3倍)、経常利益4億3300万円(同2.3倍)、当期純利益2億7800万円(同2.3倍)となった。なお、同社は2017年3月期より連結決算に移行しており、前々期との比較は単独業績とのものになる。

なお、2018年3月期通期の連結業績予想は、売上高38億2900万円(前期比16.4%増)、営業利益2億9200万円(同32.9%減)、経常利益2億9200万円(同32.4%減)、当期純利益1億7700万円(同36.3%減)の見込み。
 

■enish、『12オーディンズ』のプロモ費用などが先行


enish<3667>は、4月27日、2017年12月期の第1四半期(1~3月)の決算(非連結)を発表、売上高10億4300万円(前年同期比17.9%減)、営業損益2億200万円の赤字(前年同期4100万円の赤字)、経常損益2億100万円の赤字(同4300万円の赤字)、四半期純損益2億100万円の赤字(同4300万円の赤字)と2ケタ減収・赤字幅拡大での着地となった。

なお、2018年12月期の業績見通しは非開示。モバイルゲーム事業を取り巻く環境の変化が激しく、信頼性の高い業績予想を算出することが困難であるため、としている。
 
 

■オルトプラス、協業タイトルの開発が進行中


オルトプラス<3672>は、第2四半期累計(16年10月~17年3月)の連結を発表し、売上高14億9400万円(前年同期比11.7%増)、営業損益1億0500万円の赤字(同3億5700万円の赤字)、経常損益6000万円の赤字(同3億7700万円の赤字)、最終損益1億8100万円の赤字(同7億4800万円の赤字)と増収・赤字幅縮小となった。

第2四半期(1-3月)の業績を見ると、売上高7億6300万円(前四半期比4.4%増)、営業損益3900万円の赤字(同6600万円の赤字)となり、増収・赤字幅縮小となった。ベトナム法人の収益かも進んでいると見られ、直近の赤字幅では最も少なくなっている。明るい兆しがでてきたといえるが、注目は現在開発中の新作である。
 
 

■カプコン、『モンハン』『バイオ』が収益貢献


カプコン<9697>は、4月27日、2017年3月期の連結決算を発表、売上高871億7000万円(前々期比13.2%増)、営業利益136億5000万円(同13.5%増)、経常利益125億8900万円(同10.9%増)、当期純利益88億7900万円(同14.6%増)と2ケタ増収増益を達成した。

なお、続く2018年3月期通期の業績予想は、売上高930億円(前期比6.7%増)、営業利益145億円(同6.2%増)、経常利益140億円(同11.2%増)、当期純利益95億円(同7.0%増)の見込み。
 
 

■カヤック、『ぼくらの甲子園!ポケット』などソーシャルゲーム好調


カヤック<3904>は、5月11日、第1四半期(17年1~3月)の連結を発表し、売上高14億2700万円(前年同期比24.9%増)、営業利益3億3700万円(同174.1%増)、経常利益3億3800万円(同122.9%増)、最終利益2億2500万円(同126.4%増)だった。

2017年12月通期は、売上高66億円(前期比20.1%増)、営業利益8億円(同24.4%増)、経常利益8億3000万円(同20.8%増)、最終利益5億5000万円(同15.2%増)を見込む。
 
 

■ガーラ、スマホゲーム『Arcane』が寄与


ガーラ<4777>は、5月12日、2017年3月期の連結業績を発表し、売上高7億2400万円(前の期比56.0%増)、営業損益3億9900万円の赤字(前の期4億2600万円の赤字)、経常損益4億1100万円の赤字(同4億4700万円の赤字)、最終損益4億0400万円の赤字(同4億7000万円の赤字)と増収・赤字幅縮小だった。

なお、2018年3月期の業績予想は非開示。スマートフォンアプリの開発やダウンロード配信が予定どおりに進まない可能性や、ダウンロード配信開始後のアプリによる課金収入の予想が極めて困難であること、オンラインゲームのバージョンアップによる業績予想が極めて困難であることを理由にあげている。
 

■ガンホー、『パズドラ』の売上減少続く


ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>は、本日(4月28日)、第1四半期(17年1~3月)の連結決算を発表し、売上高257億円(前年同期比18.9%減)、営業利益101億円(同28.3%減)、経常利益100億円(同28.2%減)、最終利益60億円(同33.9%減)となり、減収減益だった。

前四半期との比較では、売上高が2.7%増、営業利益が6.3%増、経常利益が0.5%増、最終利益が27.8%増だった。

なお、2017年12月期の業績予想は非開示。「コンテンツ関連の新規性の高い事業を展開しており、短期的な事業環境の変化が激しい」ため、としている。
 
 

■KLab、大幅営業黒字転換を達成


KLab<3656>は、第1四半期(1~3月)の連結を発表し、売上高52億4900万円(前年同期比8.9%増)、営業利益9億3500万円(前年同期7000万円の赤字)、経常利益10億5500万円(同4億3500万円の赤字)、最終利益6億8900万円(同4億1300万円の赤字)だった。

2017年12月通期の予想は、幅を持たせたレンジ予想で開示しており、売上高が175億~225億円(前期比10.7%減~14.8%増)、営業利益6億~29億円(同52.9%減~127.5%増)、経常利益は4億5000万~27億5000万円(同45.8%減~231.1%増)、当期純利益1億6000万~17億5000万円(同119.7%~315.0%増)の見込み。
 
 

■グリー、QonQで増収、営業増益を達成


グリー<3632>は、4月27日、2017年6月期の第3四半期累計(7~3月)の連結決算を発表、売上高461億円(前年同期比15.0%減)、営業利益55億円(同53.5%減)、経常利益71億円(同35.2%減)、四半期純利益142億円(同124.0%増)となった。

また、業績を四半期推移(QonQ)で見てみると、第3四半期期間(1~3月)の売上高は前四半期比5.3%増の158億円、営業利益は同0.5%増の15億円と増収、営業増益を達成した。3Qは自社IPタイトル2本をリリースし、その立ち上がりは好調だったとし、2018年6月期以降リリース予定の新規タイトルの複数立ち上げも行ったという。

なお、2017年6月期の通期の業績予想は、売上高620億円(前期比11.3%減)、営業利益70億円(同50.8%減)、経常利益86億円(同18.4%減)、当期純利益150億円(同78.5%増)の見込み。
 


■クルーズ、インターネットコマース事業が過去最高の売上高を更新


クルーズ<2138>は、5月10日、2017年3月期の連結決算を発表、売上高285億円(前々期比2.6%増)、営業利益21億500万円(同15.1%減)、経常利益21億2200万円(同14.2%減)、当期純利益32億3000万円(同2.1倍)となった。

なお、2018年3月期通期の業績予想については、現時点で合理的な業績予想の算定ができないとし、非開示としている。
 

■コーエーテクモHD、複数タイトルの発売、配信開始が期ずれ


コーエーテクモホールディングス<3635>は、4月27日、2017年3月期の連結決算を発表、売上高370億3400万円(前々期比3.4%減)、営業利益87億8100万円(同20.7%減)、経常利益152億1100万円(同3.5%減)、当期純利益116億2400万円(同7.1%増)となった。

なお、2018年3月期通期の予想は、売上高420億円(前期比13.4%増)、営業利益115億円(同31.0%増)、経常利益160億円(同5.2%増)、当期純利益117億円(同0.6%増)の見込み。
 
 

■コナミHD、4Qグローバル配信開始の『遊戯王 デュエルリンクス』が好調


コナミホールディングス<9766>は、5月11日、2017年3月期通期の連結決算(IFRS)を発表、売上高2299億円(前々期比8.0%減)、営業利益363億円(同47.3%増)、税引前利益355億円(同49.5%増)、最終利益259億円(同2.4倍)となった。

なお、2018年3月期通期の連結業績予想は、売上高2450億円(前期比6.6%増)、営業利益400億円(同10.0%増)、税引前利益390億円(同9.8%増)、最終利益270億円(同4.0%増)の見込み。
 
 

■コロプラ、QonQでは売上高10%減ながら営業益は1%増に


コロプラ<3668>は、5月10日、2017年9月期の第2四半期累計(10~3月)の連結決算を発表、売上高272億円(前年同期比40.0%減)、営業利益73億円(同64.0%減)、経常利益76億円(62.2%減)、四半期純利益48億円(60.2%減)となった(前年同期は単体のため、前年同期比との比較は参考値)。

業績を四半期推移(QonQ)で見てみると、第2四半期期間(1~3月)の売上高は前四半期比10.8%減の128億円、営業利益は同1.0%増の37億円、経常利益は同16.5%減の34億円、四半期純利益は同19.9%減の21億円となった。販売管理費が前四半期の30億円から20億円に減少しており、おそらく大幅な広告宣伝費の抑制が行われたことが予想される。

なお、2017年9月期通期の連結業績予想については、従来予想から変更なく、売上高550億円(前期比35.1%減)、営業利益110億円(同65.5%減)、経常利益110億円(同64.8%減)、当期純利益75億円(同63.8%減)の見込み
 
 

■サイバーエージェント、「AbemaTV」などの動画事業への先行投資が影響


サイバーエージェント<4751>は、4月27日、2017年9月期の第2四半期累計(10~3月)の連結決算を発表、売上高1798億円(前年同期比21.0%増)、営業利益143億円(同41.0%減)、経常利益133億円(同43.8%減)、四半期純利益26億円(同76.7%減)と2ケタ増収ながら大幅減益での着地となった。

業績を四半期推移(QonQ)で見てみると、第2四半期期間(1~3月)の売上高は前四半期比7.8%増の933億円、営業利益は同25.1%増の79億円、経常利益は同25.1%増の74億円、四半期純利益は同1.8%減の13億円となった。また、ゲーム事業については、売上高が同3.5%増の358億円、営業利益は同22.6%増の79億円となっている。

なお、2017年9月期通期の予想は、従来予想から変更なく、売上高3600億円(前期比15.9%増)、営業利益280億円(同23.9%減)、経常利益267億円(同24.5%減)、当期純利益100億円(同26.5%減)と増収減益の見込み。
 
 

■スクエニHD、主力のゲーム事業好調での営業益20%増


スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>は、2017年3月期の連結決算を発表し、売上高2568億円(前の期比20.0%増)、営業利益312億円(同20.3%増)、経常利益311億円(同22.9%増)、最終利益200億円(同0.8%増)と増収増益を達成した。主力のゲーム事業が好調に推移したことが主な要因だ。

2018年3月期の業績はレンジ予想となっており、売上高2400億円~2600億円(前期比6.6%減~1.2%増)、営業利益250億円~300億円(同20.1%減~4.1%減)、経常利益250億円~300億円(同19.7%減~3.6%減)、最終利益165億円~195億円(同15.8%減~0.5%減)を見込む。
 
 

■セガサミーHD、アミューズメント機器事業が急回復


セガサミーホールディングス<6460>は、2月6日、2017年3月期の第3四半期累計(4~12月)の連結決算を発表、売上高2857億円(前年同期比16.6%増)、営業利益350億円(同2.8倍)、経常利益353億円(同2.7倍)、四半期純利益365億円(同5.6倍)となった。

なお、2017年3月期通期の予想は、売上高3730億円(前年同期比7.2%増)、営業利益280億円(同58.9%増)、経常利益270億円(同64.06倍)、四半期純利益300億円(同5.5倍)の見込み。
 


■DeNA、任天堂との協業タイトル寄与で国内アプリゲームが大幅伸長


ディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>は、5月11日、2017年3月期の連結決算(IFRS)を発表し、売上収益1438億円(前の期比0.1%増)、営業利益231億円(同17.0%増)、最終利益308億円(同172.2%増)だった。

2017年1-3月期の業績は、売上収益が前四半期比9.0%増の351億円、営業利益が同31.7%増の44億円だった。キュレーションプラットフォームで11億円の赤字が計上されたが、主力のゲーム事業で任天堂との協業における新作『ファイアーエムブレムヒーローズ』の配信を開始したほか、「逆転オセロニア」「グランブルーファンタジー」など主要アプリが全般に好調に推移した、としている。

第1四半期(4~6月)は、売上収益364億円(前年同期比4.9%減)、営業利益75億円(同2.0%増)、最終利益74億円(同43.2%増)を見込む。
 



■ドリコム、『ダビマス』が主力タイトルに成長


ドリコム<3793>は、5月10日、2017年3月期の連結決算を発表、売上高83億8800万円(前々期比28.4%増)、営業利益9億3200万円(前年同期2億600万円の赤字)、経常利益8億4400万円(同2億1700万円の赤字)、当期純利益8億1400万円(同5億3700万円の赤字)と大幅な黒字転換を達成した。

業績を四半期推移(QonQ)で見てみると、第4四半期期間(1~3月)の売上高は前四半期比19.3%増の27億1200万円、営業利益は同2.7倍の4億1800万円、経常利益は同3.0倍の3億9400万円、四半期純利益は同61.4%増の3億9700万円となった。利益面の伸びが大きいのは、前述の他社配信アニメ版権ゲーム2本の貢献も大きかったのではないかと予想される。

なお、2018年3月期の連結業績予想は非開示。同社は第1四半期(4~6月)の業績予想予想のみを開示しており、売上高27億5000万円(前年同期比57.1%増)、営業損益1億円の赤字、経常損益1億2000万円の赤字)、四半期純損益1億円の赤字の見込み。
 
 

■日本一ソフト、オンライン事業の利益が低下


日本一ソフトウェア<3851>は、5月12日、2017年3月期の連結決算を発表し、売上高34億0900万円(前の期比7.5%減)、営業利益3億6600万円(同14.2%減)、経常利益3億5400万円(同9.7%減)、最終利益1億3600万円(同37.9%減)だった。

また、従来予想の売上高31億円、営業利益1億7900万円、経常利益1億8000万円、最終利益1億3100万円を上回っての着地となった。同社では、国内市場ではほぼ当初予想並みとなる一方、海外市場の売上が好調であったため、と説明している。

2018年3月期は、売上高41億7200万円(前期比22.4%増)、営業利益4億0900万円(同11.7%増)、経常利益4億4400万円(同25.3%増)、最終利益2億6800万円(同97.6%増)と増収増益を見込む。
 

■日本ファルコム、2Qは1.4億円の営業黒字で着地


日本ファルコム<3723>は、5月11日、第2四半期累計(16年10月~17年3月)の決算を発表し、売上高4億5600万円(前年同期比16.0%減)、営業利益1億4500万円(同28.1%減)、経常利益1億4400万円(同29.0%減)、最終利益1億1000万円(同23.7%減)だった。

従来、売上高3億円、営業損益4000万円の赤字、経常損益4000万円の赤字、最終損益2700万円の赤字と予想していたが、実績は大きく上回った。「イースⅧ」や「東亰ザナドゥ」「東亰ザナドゥeX+」(いずれもアジア版)の販売が伸び、ライセンス部門の売上が想定を上回ったという。

2017年9月期通期の予想については、従来予想から変更なく、売上高18億円(前期比22.9%増)、営業利益7億5000万円(同28.4%増)、経常利益7億5000円(同28.3%増)、当期純利益5億円(同29.2%増)の見込み。
 

■任天堂、「Nintendo Switch」好調で売上高、利益とも予想を上ブレ


任天堂<7974>は、4月27日、2017年3月期通期の連結決算を発表、売上高4890億円(前々期比3.0%減)、営業利益293億円(同10.7%減)、経常利益503億円(同74.9%増)、当期純利益1025億円(前年同期比6.2倍)となった。

なお、前回1月31日に発表した業績予想からは、売上高で増減率4.1%増、営業利益で同46.8%増、経常利益で同67.9%増、当期純利益で同14.0%増と予想を上回っての着地となっている。前回予想から上ブレ着地となった要因は、「Nintendo Switch」ハードの出荷数が想定を上回ったことに加えて、需要と供給のバランスを考慮し宣伝活動を見直したため広告宣伝費が想定を下回ったことなど。また、期末の為替ドル相場が円安に推移し、想定よりも為替差損が減少したことも経常利益以降に影響した。

なお、2018年3月期通期の業績予想は、売上高7500億円(前期比53.3%増)、営業利益650億円(同2.2倍)、経常利益600億円(同19.1%増)、当期純利益450億円(同56.1%減)の見込み。
 

■ネクソン、韓国ネオプルの中国事業が好調


ネクソン<3659>は、5月12日、2017年12月期の第1四半期(1~3月)の連結決算(IFRS)を発表、売上収益747億9200万円(前年同期比30.1%増)、営業利益397億6200万円(同10.7倍)、最終利益199億600万円(前年同期62億7200万円の赤字)となった。

なお、2017年12月期通期の予想は現時点で合理的な業績予想の算定が困難であるとして非開示。第2四半期累計の業績予想のみを開示しており、売上収益1161億200万円~1196億300万円(前年同期比21.4%~25.1%増)、営業利益509億2000万円~537億4900万円(同198.1~214.6%増)、最終利益303億1200万円~326億9000万円の見込み。
 

■バンナムHD、『ドッカンバトル』『トレクル』がワールドワイドで人気に


バンダイナムコホールディングス<7832>は、5月10日、2017年3月期の連結決算を発表、売上高6200億円(前々期比7.7%増)、営業利益632億円(同27.4%増)、経常利益632億円(同24.7%増)、当期純利益441億円(同27.7%増)と増収増益での着地となった。

なお、2018年3月期通期の予想については、売上高6000億円(前期比3.2%減)、営業利益570億円(同9.9%減)、経常利益580億円(同8.4%減)、当期純利益400億円(同9.4%減)の見込み。
 


■フリュー、プリントシール事業とコンテンツ・メディア事業が好調


フリュー<6238>は、5月12日、2017年3月期の連結決算を発表、売上高248億9000万円(前々期比3.0%増)、営業利益39億2000万円(同7.4%増)、経常利益39億2100万円(同7.0%増)、当期純利益27億9800万円(同13.6%増)と増収増益を確保した。

なお、2018年3月期通期の連結業績予想は、売上高265億円(前期比6.5%増)、営業利益40億円(同2.0%増)、経常利益40億円(同2.0%増)、当期純利益28億円(同0.1%増)の見込み。
 

■ベクター、複数の新規タイトルが振るわず苦戦


ベクター<2656>は、4月21日、2017年3月期の決算(非連結)を発表、営業収益14億7500万円(前々期比5.1%減)、営業損益6700万円の赤字(前年同期8700万円の赤字)、経常損益5700万円の赤字(同8200万円の赤字)、当期純損益1億7100万円の赤字(同8900万円の赤字)となった。

なお、2018年3月期通期の予想は非開示で、同社は第1四半期(4~6月)の予想のみを開示しており、売上収益2億8700万円(前期比20.2%減)、営業損益3900万円の赤字、経常損益3900万円の赤字、四半期純損益4000万円の赤字を見込んでいる。
 

■ボルテージ、新シリーズや実験作の立ち上げ遅れで大幅減収減益


ボルテージ<3639>は、5月8日、2017年6月期の第3四半期累計(7~3月)の連結決算を発表、売上高68億5700万円(前年同期比20.0%減)、営業利益6600万円(同85.0%減)、経常利益7400万円(同82.7%減)、四半期純損益1300万円の赤字(前年同期2億1800万円の黒字)と最終赤字に転落した。

なお、2017年6月期通期の連結業績予想については、前回発表予想から変更なく、売上高95億円(前期比15.3%減)、営業利益1億5000万円(同71.7%減)、経常利益1億5000万円(同69.3%減)、当期純利益1000万円(同95.2%減)の見込み。
 
 

■マイネット、取得タイトルが収益に貢献


マイネット<3928>は、本日(5月15日)、第1四半期(17年1~3月)の連結決算を発表し、売上高28億9800万円(前年同期比113.7%増)、営業利益2億4700万円(同247.8%増)、経常利益2億3300万円(同247.7%増)、最終利益9800万円(同122.7%増)だった。なお、前年同期との比較は、単体との比較となるため、参考値と考えてほしい。

なお、前四半期(2016年10~12月期)との比較では、売上高が13.4%増、営業利益が17.4%減、経常利益が6.9%増、最終利益が86.4%減となる。最終利益が大きく減ったが、前の四半期に計上された特別利益(一時的な利益)がこの四半期では計上されなかったため。
 

■マーベラス、コンシューマ事業と音楽映像事業が好調


マーベラス<7844>は、5月11日、2017年3月期の連結決算を発表、売上高293億8700万円(前々期比7.6%減)、営業利益57億5400万円(同6.2%増)、経常利益58億1000万円(同11.1%増)、当期純利益41億6500万円(同15.6%増)と減収ながら増益を確保した。

なお、2018年3月期通期の連結業績予想は、売上高300億円(前期比2.1%増)、営業利益60億円(同4.3%増)、経常利益60億円(同3.3%増)、当期純利益41億8000万円(同0.4%増)の見込み。
 
 

■ミクシィ、QonQでは2ケタ超の増収増益を達成


ミクシィ<2121>は、5月10日、2017年3月期の連結決算を発表、売上高2071億円(前々期比0.8%減)、営業利益890億円(同6.3%減)、経常利益884億円(同6.7%減)、当期純利益598億円(同1.9%減)となった。

業績を四半期推移(QonQ)で見てみると、第4四半期期間(1~3月)の売上高は前四半期比13.9%増の641億7100万円、営業利益は同46.2%増の324億9700万円、経常利益は同45.5%増の324億100万円、四半期純利益は同31.4%増の210億300万円といずれも2ケタ超の増収増益となった。同社は第3四半期の決算説明会において、第4四半期の売上高600億円を見込む強気の目標数字を「十分達成可能だと思っている」(森田仁基社長)としていたが、これをさらに超過した実績を上げたことになる。

なお、2018年3月期通期の連結業績予想については、売上高2000億円(前期比3.5%減)、営業利益700億円(同21.4%減)、経常利益700億円(同20.9%減)、当期純利益480億円(同19.8%減)の見込み。
 
 

■モバファク、位置ゲームの売上高が50%増と急拡大


モバイルファクトリー<3912>は、4月21日、2017年12月期の第1四半期(1~3月)の連結決算を発表、売上高5億8600万円(前年同期比21.6%増)、営業利益2億2700万円(同50.4%増)、経常利益2億2700万円(同50.4%増)、四半期純利益1億5700万円(同62.6%増)となった。

業績を四半期推移(QonQ)で見てみると、売上高は前四半期比0.7%減ながら、営業利益は同52.3%増、経常利益は同52.3%増、四半期純利益は同48.1%増となった。これは2016年12月期の決算説明会において、「広告宣伝費の配分が抑え目となることから利益率が上昇する見込み」としていた内容と一致するもので、計画通りの順調な業績推移となっていると評価することができそうだ。

なお、2017年12月期通期の連結業績予想については、従来予想から変更なく、売上高24億8600万円(前期比20.0%増)、営業利益7億6100万円(同24.6%増)、経常利益7億4700万円(同22.2%増)、当期純利益5億1600万円(同25.4%増)の見込み。
 


■モブキャスト、1Qは2.4億円の営業赤字を計上


モブキャスト<3664>は、5月11日、第1四半期(1~3月)の単独決算を発表し、売上高6億7600万円、営業損益2億4900万円の赤字、経常損益2億5800万円の赤字、最終損益2億3700万円の赤字だった。今回から子会社mobcast Koreaの清算完了に伴い、単体の決算発表に移行したとのこと。

海外配信売上が計上されはじめたものの、主力であるブラウザゲーム市場の縮小に伴う売上高が減衰した影響が出た、としている。広告宣伝費と人件費の抑制を中心とする販売管理費の削減を行ったものの、減収はカバーできなかった。さらに、「LUMINES パズル&ミュージック」に関するソフトウェア等の資産1億1200万円の早期償却を実施したという。

2017年12月期の業績予想は非開示。同社では「事業環境の変化が激しく、かつ、新規タイトルについての不確実性が高いことから、適正か つ合理的な数値の算出が困難であるため」と説明している。
 
 

■LINE、パフォーマンス型広告が好調持続


LINE<3938>は、4月26日、2017年12月期の第1四半期(1~3月)の連結決算(IFRS)を発表、売上収益389億円(前年同期比16.3%増)、営業利益40億円(同24.6%減)、最終利益14億円(同1億円の赤字)と最終黒字転換を達成した。

第2四半期累計(1~6月)の売上収益は、広告の順調な成長が売上収益の成長をけん引し、前年同期比での増収を見込んでいる。特に、LINE広告においては公式アカウントなどのメッセンジャー型広告の安定的な成長に加え、2017年2月に「LINE」アプリ内に新設したニュースタブがパフォーマンス型広告の売上収益に貢献することにより、売上収益の成長を見込んでいる。

なお、同社はスマートフォンなどのモバイルアプリケーション市場は国内外で急激に変化しているため、不確実性が存在しており、精緻な業績予想を策定することが困難とし、2017年12月期の連結業績予想は非開示としている。