【ゲーム株概況(5/22)】バンナムとの提携発表のドリコムが急反発 SMBC日興証券が目標引き下げのセガサミーHDは安い エディアは利益確定売り

5月22日の東京株式市場では、日経平均株価は続伸し、前日比87.52円高の1万9678.28円で取引を終えた。前週末の米市場高などを受けて朝方から買いが先行したものの、一巡後は伸び悩み、1万9600円台でのもみ合い推移が続いた。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ドリコム<3793>が急反発し、一時は年初来高値1917円まで買われた。ドリコムは、前週末5月19日にバンダイナムコエンターテインメントと業務提携を締結し、合弁会社BXD(ビーエックスディー)を8月3日に設立すると発表(関連記事)したことが材料視された。

また、KLab<3656>も大幅反発したほか、主力株ではサイバーエージェント<4751>の強さが目立った。サイバーエージェントは、ライブ動画の広告活用に特化した専門組織「FRESH! LIVE WORKS」を新設すると発表(関連記事)したことが株価を刺激したもよう。

ほか、サイバーステップ<3810>が東証全体の値上がり率3位となるなど、急反発した。

半面、Aiming<3911>やコムシード<3739>が売られたほか、前週末にかけて3連騰していたエディア<3935>はさすがに利益確定の売り物に押された。

軒並み高の大手ゲーム株の中で、セガサミーHD<6460>は、SMBC日興証券が19日付で目標株価を1500円から1400円へ引き下げたことを嫌気してさえない。


■関連銘柄
株式会社ドリコム
http://www.drecom.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ドリコム
設立
2001年11月
代表者
代表取締役社長 内藤 裕紀
決算期
3月
直近業績
売上高108億円、営業利益22億8100万円、経常利益21億9200万円、最終利益11億5900万円(2023年3月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3793
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