【ゲーム株概況(6/14)】開発中の新作への期待を材料にアカツキが大幅続伸 「E3」で話題豊富な任天堂もしっかり トーセは一時5日連続S高

6月14日の東京株式市場では、日経平均株価は小幅ながら3日続落し、前日比15.23円安の1万9883.52円で取引を終えた。前日の米市場高を好感し、朝方は買い先行のスタートとなったものの、米FOMC(連邦公開市場委員会)への警戒感などから一巡後は徐々に値を消し、大引け間際にマイナスに転じる格好となった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、トーセ<4728>が一時5日連続のストップ高となるなど引き続き強さを見せたほか、アカツキ<3932>やシリコンスタジオ<3907>、グリー<3632>などが買われた。アカツキは、開発中の新作『新テニスの王子様 RisingBeat』や『八月のシンデレラナイン』への期待感が市場の底流にあるようだ。

また、東海東京調査センターが目標株価を3万5000円から5万6000円に引き上げたほか、米ロサンゼルスで開催中の「E3」で新作ゲームの話題が複数浮上した任天堂<7974>もしっかり。

半面、前日に期待の新作『キャプテン翼 ~たたかえドリームチーム~』をリリースしたKLab<3656>は材料出尽くしとみた売り物に押されて大幅続落し、オルトプラス<3672>やイグニス<3689>、アクセルマーク<3672>なども売られた。


■関連銘柄
株式会社アカツキ
http://aktsk.jp/

会社情報

会社名
株式会社アカツキ
設立
2010年6月
代表者
代表取締役CEO 香田 哲朗
決算期
3月
直近業績
売上高243億3600万円、営業利益57億円、経常利益52億700万円、最終利益13億4200万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3932
企業データを見る
任天堂株式会社
http://www.nintendo.co.jp/

会社情報

会社名
任天堂株式会社
設立
1947年11月
代表者
代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
決算期
3月
直近業績
売上高1兆6016億円、営業利益5043億円、経常利益6010億円、最終利益4327億円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7974
企業データを見る