【ゲーム株概況(7/11)】トーセが一時3000円台乗せ…『ドラゴンクエストライバルズ』開発担当に再注目　パチンコ関連株安でセガサミーHDが安い

7月11日の東京株式市場では、日経平均株価は続伸し、前日比114.50円高の2万195.48円で取引を終えた。為替が1ドル＝114円台半ばまで円安方向に振れたこともあって、自動車株やハイテク株を中心に買い優勢の展開となった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、トーセ<4728>が一時3000円台に乗せるなど強さを見せたほか、アクセルマーク<3624>やカヤック<3904>、オルトプラス<3672>などが買われた。トーセは、スクウェア・エニックスの新作スマホ向けカードゲーム『ドラゴンクエストライバルズ』の開発を担当していることがあらためて材料として焼き直しされる形となっており、ゲーム株全体に目新しい材料が乏しい中で、直近話題となった材料を抱える銘柄が物色されやすい環境となっているようだ。

なお、主力株では、ガンホー<3765>やコロプラ<3668>、サイバーエージェント<3668>などがしっかり。

半面、ドリコム<3793>やガーラ<4777>、イグニス<3689>などがさえず、出玉規制強化によるパチンコ関連株安の流れでセガサミーHD<6460>も売られた。

メディア工房<3815>は売り一巡後に下げ幅を縮小したものの続落した。


■関連銘柄