【イベント】アニメ・コミック・ゲーム、ご当地キャラクターや2.5次元ミュージカルまで!Japan Expoの様子をレポート!



7月6日から7月9日まで、フランス・パリにおいてJapan Expoが開催された。

Japan Expoは、日本文化の多様性を発信するフェスティバルで、マンガ、アニメ、ゲームをはじめとした日本特有の文化を、ヨーロッパに発信する祭典となっている。

本稿では、Japan Expoの全体的な様子をお伝えする。
 

■アニメ・コミック・ゲーム、ご当地キャラクターや日本の観光案内まで!様々な日本の文化を紹介するJapan Expo!


Japan Expoは、パリ市内から電車で40分ほどのParis-Nord Villepinte Exhibition Centerにて開催された。Paris-Nord Villepinte Exhibition Centerには第1ホールから8ホールまであり、主に4、5、6ホールが使用されていた。



広大なホールを余すところなく使用し、日本のコンテンツが軒を連ねた。目につくのはやはり、フランス国内で日本のアニメを放送しているケーブルテレビ局のブースで、「NARUTO -ナルト-」等の海外で人気なコンテンツでアピールを行っていた。

また、フィギュア等のグッズやコミックを売るブースも人気。フランスでは手に入りにくいグッズを購入する人が多く見受けられた。

ゲームコンテンツも負けてはいない。任天堂<7974>は巨大なブースを出展し、Nintendo Switchで発売予定の『スプラトゥーン』『スーパーマリオ オデッセイ』の試遊機を用意。大勢のゲームファンが詰めかけた。



『FINAL FANTASY』シリーズが30周年を迎えるスクウェア・エニックスのブースでは、 PlayStation 4、PlayStation 3、PC用ソフトである『ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター』のエキシビジョンや、『FINAL FANTASY TRADING CARD GAME』の体験会、『ファイナルファンタジーXII ザ ゾディアック エイジ 』の試遊を実施した。



ポケモンストアの関西空港店も出展。ピカチュウが可愛らしいCAの格好で出迎えてくれた。



Japan Expoというと、日本のアニメやコミック、ゲームを紹介するイベントといったイメージが多くの人にあると思うが、それだけではない。

近年日本各地でブームが起きている、ご当地キャラクターのステージイベントを実施。様々なご当地のゆるキャラたちがパフォーマンスを見せた。


▲ご当地キャラクターのステージを行っていたのはフードコーナーの近くということもあり、お昼時には日本食を食べながらステージを見ている観客が多かった。

イオン<8267>も出展。こちらでは初音ミク10周年とのコラボレーションイベントをアピール。また、イオンで販売されている日本ならではの浴衣も展示していた。



アクティビティとして、浴衣の体験会も実施されていた。日本では夏の風物詩となっている浴衣。簡単に着付けることができることから多くの女性がこれを体験、思い思いのポーズで写真撮影を実施していた。



浴衣といえば夏祭り、ということで屋台を模したブースも存在。日本のお菓子等を販売していた。



日本への観光誘致のブースも多数存在。その土地の観光名所や名物等を紹介していた。また、日本ならではの楽器の体験等も実施した。


 

■日本では見られない!?多彩なステージイベント


ステージイベントは、多彩なラインナップがそこらじゅうで繰り広げられた。



日本のアーティストによるミュージックステージや、プロレスの試合、日本の伝統的な衣装を使ったファッションショー、日本のアニメ関係者によるセミナーなどが行われた。



アニメのイベントといえばコスプレということで、会場内では様々なキャラクターに扮したコスプレイヤーを見かけた。ステージイベントではコスプレショーも実施し、各テーマに沿って、コスプレイヤーがステージ上で演技をし2.5次元ミュージカルのような舞台を演出していた。



日本で大人気の2.5次元ミュージカルも参加。マーベラス<7844>の舞台『弱虫ペダル』のステージイベントや、ミュージカル『刀剣乱舞』のパフォーマンスも実施された。