ケイブ、18年5月期は広告費抑制で黒字転換を見込む 『ゴ魔乙』はIPコラボ強化でさらなる活性化 アジア大会開催やキャラクタービジネス進出も

ケイブ<3765>は、今期(2018年5月期)の業績予想について非開示としたが、黒字転換を見込んでいることを7月13日開示の決算補足資料で明かした。

2017年5月期において、営業損益は2億2000万円の赤字(前の期1億0500万円の黒字)となったが、これは『ゴシックは魔法乙女』で第1四半期と第4四半期に実施した大型プロモーションに係るコストが負担となったためだ。
 


今期は、プロモーション手法の見直しを行い、広告宣伝費を抑制することで利益確保を狙う。大型プロモーションで広がったユーザーをベースとして、IPコラボイベントを中心に行い、ユーザーをさらに活性化させる考え。具体的な作品名などはないものの、今後、『ゴ魔乙』で実施する予定のコラボイベントの一例も公開した。



このほか、拡大するアジア展開に合わせて『ゴ魔乙』アジア大会の開催や、キャラクタービジネスの展開なども行い、新しい収益源に育てていく方針もあるようだ。
 
株式会社ケイブ
http://www.cave.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ケイブ
設立
1994年6月
代表者
代表取締役社長 秋田 英好/代表取締役CFO 伊藤 裕章
決算期
5月
直近業績
売上高69億6300万円、営業利益2億4300万円、経常利益2億1300万円、最終利益25億7900万円(2023年5月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3760
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