カプコン、第1四半期の営業黒字転換はモバイルでのライセンス収益とPCオンラインの収益改善が主な要因

​カプコン<9697>は、7月28日に発表した第1四半期決算で、営業利益が7億8400万円と前年同期の7億2600万円の赤字から黒字転換に成功したが、その要因として、モバイルでのライセンス収入が計上されたことに加え、PCオンラインの収益が改善したことがあったと明かした(決算短信の記載と異なっている)。

この点についての質問も出たが、会社側は、活用するIPや相手先、サービス開始の時期など具体的には開示できないと回答した。協業の展開がモバイルビジネスの第一歩で、内製の強化や他社との協業なども行っていく考えを示した。契約の相手先としては、継続ビジネスにおける実績と高度なノウハウを有する企業で、カプコンIPの価値や特性を理解し活用できるかどうかを判断基準としている、とした。

 



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株式会社カプコン
http://www.capcom.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社カプコン
設立
1983年6月
代表者
代表取締役社長 最高執行責任者 (COO) 辻本 春弘
決算期
3月
直近業績
売上高1259億3000万円、営業利益508億1200万円、経常利益513億6900万円、最終利益367億3700万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
9697
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