ジャフコ、第1四半期は株式売却進み最終利益8.7倍に拡大

ジャフコ<8595>の発表した第1四半期(4~6月期)の連結業績は、売上高38億0800万円(前年同期比10.7%増)、営業利益6億0400万円(同58.4%増)、経常利益17億1100万円(同123.1%増)、四半期純利益53億0400万円(同775.1%増)だった。     営業投資有価証券の売却が進んだことにより売上総利益が伸びたことに加え、投資損失引当金の繰り入れの減少、販売管理費の削減により営業利益も大幅な増益となった。経常利益については、営業外収益で受取配当金が増加したため。また純利益が大幅に伸びているが、99億8900万円の投資有価証券売却益を計上したことによる。前年同期は2300万円だった。 なお、第1四半期では32社(前年同期40社)、40億3700万円(同55億4100万円)の投資を実行したとのこと。内訳は前年同期と異なり、日本国内への投資が中心となったようだ。米国、アジアへの投資は半減した一方で、日本は20%増となっている。 2012年3月期の業績予想は非開示。