【ゲーム株概況(8/29)】『うたプリ』が順調なスタートもブロッコリーは材料出尽くしに　KLabも反落　大手ゲーム株も軒並みさえない

8月29日の東京株式市場では、日経平均株価は続落し、前日比87.35円安の1万9362.55円で取引を終えた。朝方に北朝鮮が弾道ミサイルを発射し、日本上空を通過したこともあって、地政学リスクを嫌気した売り物に朝方から押される展開となった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、全般にさえない銘柄が目立つ中でアクセルマーク<3624>が買われ、サイバーエージェント<4751>やenish<3667>などが堅調に推移した。ただ、全般に買い手控えムードが色濃く出た展開となった。

半面、ケイブ<3760>やAiming<3911>、ブロッコリー<2706>の下げがきつい。ブロッコリーは、KLab<3656>との共同タイトル『うたの☆プリンスさまっ♪ Shining Live』がこの日はApp Storeの売上ランキング（ゲームカテゴリー）で11位にランクイン（関連記事）したものの、もともとの期待値の高さからサプライズとは受け止められず、材料出尽くし感が強まる格好となったようだ。

同様にKLabもこの日は反落となったほか、カプコン<9796>やコナミHD<9766>など大手ゲーム株も軒並みさえない。


■関連銘柄