【ゲーム株概況(9/4)】軒並み安の中でサイバーエージェントがプラス圏で着地 新株予約権の大量行使による希薄化などを嫌気してエディアが急落

9月4日の東京株式市場では、日経平均株価は4日ぶりに反落し、前日比183.22円安の1万9508.25円で取引を終えた。北朝鮮が3日に核実験を強行したことで、地政学リスクへの警戒が一気に市場全体に広がる展開となった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、軒並み安の展開となる中で、サイバーエージェント<4751>がプラス圏での着地となった。

半面、下げ幅の大きさが目立ったのはAiming<3911>やアクセルマーク<3624>、アエリア<3758>、トーセ<4728>、エディア<3935>などとなっている。エディアは、EVO FUNDを割当先とした第9回新株予約権のうち、発行総数の80%に相当する16万個が行使され、32万株を交付したことを前週末9月1日に発表(関連記事)しており、株式の希薄化を嫌気した売り物などに押される展開となったもようだ。

ほか、gumi<3903>やケイブ<3760>、KLab<3656>、ブロッコリー<2706>、アカツキ<3932>なども安く、前週末に買われていたコーエーテクモHD<3635>やコナミHD<9766>など大手ゲーム株もさえない。


■関連銘柄
株式会社エディア
http://www.edia.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社エディア
設立
1999年4月
代表者
代表取締役社長 賀島 義成
決算期
2月
直近業績
売上高24億9400万円、営業利益1億2300万円、経常利益1億1300万円、最終利益1億800万円(2022年2月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3935
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